愛知東邦大学

2020.08.20

経営学部の吉村ゼミ1年生が収穫野菜使ったレシピコンテストで受賞

 経営学部地域ビジネス学科の吉村美路准教授ゼミの1年生が、ゼミで取り組んだ畑運営で収穫した野菜を使って、春日井市の会社が実施している料理レシピコンテストに応募、受賞を果たしました。

 吉村准教授の1年生ゼミでは、野菜作りを通じて経営の視点を学ぶことを目的に畑での野菜栽培に取り組んでいます。価格の安い種から作物を育て、加工して付加価値をつけて販売する過程を学ぶことを主目的としています。手間はかかっても、実践に学ぶことを大切にする姿勢を忘れないようにとの狙いもあります。

 吉村ゼミでは、地域連携活動としてこの農業活動に2019年度から取り組んでおり、学会等で数回に渡り学生が発表してきました。コロナ禍がなければ、収穫した野菜は11月の大学祭で加工調理し販売する予定でした。

 栽培した畑は、大学にほど近い借用農地(上社駅から徒歩7分、一社から14分)。1回の作業は担当学生3人と吉村准教授を基本に実施。前期の5月~7月はほとんど毎週、メンバーを変えて現地に出向き、活動メンバー以外のゼミ生には現地からリモートで活動の様子を中継し、当日の活動メンバーと自宅でリモートを見る学生たちがリレー形式で活動を引き継いできました。

 収穫された野菜はニンジン、インゲン、キュウリ、枝豆、トマト、コマツナ、ハーブ等。7月には前期ゼミ活動の集大成として、収穫した野菜を使い、春日井市の有限会社インクリースが実施している「第25回INCREASE料理レシピコンテスト」に応募。

 桝田姫乃さんが考えたレシピ「枝豆コロッケ」が見事、「時短・簡単・レシピ賞」を受賞しました。審査員からは「一つひとつの作業がとても丁寧でびっくりしました。時短、簡単が喜ばれる時代ですが、このように食材を大切に、食べる人を思い、一つひとつを丁寧にすることが大事なことを思い出させてくれました。賞の名前とは真逆ですがあえて取り上げたい」と評価のコメントを得ての受賞となりました。

 賞の発表を聞いて桝田さんはもちろん、吉村ゼミは祝福モードとなりました。写真では収穫したオクラを持ち上げているのが桝田さんです。 

 

 

 

 

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