愛知東邦大学

2020.05.18

ラーニングハウス 個々の夢や目標を優先し新たなスタート

 新型コロナウイルスでの学内立ち入りが出来ない日々が続くなか、学生寮「TOHO Learning House」(ラーニングハウス)でも寮生たちが新たなスタートを切りました。副寮長の伊波蒔子さん(人間健康学部3年生)にラーニングハウスの近況を報告してもらいました。
 2020年度のラーニングハウスは新入生5人を迎え、寮生は18人(男女各9人)です。3代目寮長は人間健康学部3年生の末廣佳都が就任しました。
 寮生活で大きく変わったことは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、寮生活の一部でもあったゲストハウスの営業を休業したことです。

 ゲストハウス運営ができなくなったことで、新たな寮活動が求められることになりました。認知症カフェの運営をはじめ、地域行事への参加も当分できません。このため、まずは、寮生個々の夢や目標に近づくことを優先することにしました。
 大学4年間を自分のためにどう過ごしていくかを改めて考え、意識を高めることができる生活が大事だと思います。自粛期間だからこそ、自分自身としっかり向き合い、これから来るVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代 をどう生き抜いていくか、主体的な行動に移すことが重要だと思いました。
 オンライン授業が始まり、新寮生たちは先輩寮生から基本的なPCスキルを学びつつ、それぞれのペースで授業を受けています。

 先輩寮生は積極的にコミュニケーションを取るように心がけ、プロジェクトを起こしたり、一緒に料理をするなど寮生活のサポートを行っています。新寮生3人のコメントを紹介します。(私は写真撮影用にマスクを外しています)

 ▽喜舎場奨(きしゃばしょう)さん(人間健康学部、沖縄県立読谷高校出身)
 3月28日に入寮。オンライン授業では、文章や音声だけでは伝わらないことがたまにあったりしますが、自分のペースで課題を進められるという点は良いと思います。通常の授業が始まったら、まずは友達を作りたいです。
 ▽水野萌花さん(人間健康学部、静岡県立清流館高校出身)
 3月23日に入寮し、共有スペースで同級生や先輩と一緒にご飯を作ったり、映画を見たりして新しい生活に慣れてきました。高校とは違い、専門的な学びが多く、授業がオンラインで行われ、分からないことがありますが、その分、様々な刺激をもらえるなと思います。授業が再開されたら、友達にあったり外出して、普通の学生生活を楽しみたいです。
 ▽永川友将さん(経営学部地域ビジネス学科、岡崎城西高校出身)
 4月1日 に入寮。コロナ禍なのであまり外出することができず寮で本を読むなどして過ごしていました。オンライン授業のため、直接先生とやりとりが出来ない事は不便だと感じていますが、将来同じような状況になった時を考えるといい経験ができているのではないかと感じます。授業が再開されたらいろんなことに積極的に参加していきたいです。

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