2019.08.20
名東文化小劇場で教育学部1年生が小学生たちとワークショップ
愛知東邦大学と「メセナパートナーズ」を締結している名東文化小劇場で8月9日、夏休み恒例の「あつまれKIDSたいけんDAY」が開かれ、教育学部1年生のサービス・ラーニング実習生12人が名東区内の小学生たち延べ152 人とにぎやかに交流しました。
「KIDSたいけん」は午前9時45分から午後2時半まで開催されました。大学生は4人ずつ3班に分かれ、当日までに劇場スタッフから助言をもらいながら各班で午前中2時限、午後1時限の諸企画を練る準備会議を4回積み重ねてきました。
企画作りからスタートするので、諸機関担当者の指示に従ってお手伝いをするタイプのサービス・ラーニングとは異なり、独自のアイディア捻出や、班メンバーとの仲間づくり、劇場の施設設備との技術的調整など難しい課題に挑戦して本番を迎えました。
午前中には「つくろう!プラ板キーホルダー」「手作り帽子でファッションショー」「えんげき遊び」「それいけヨットカー」などのワークショップを行いましたが、「プラ板キーホルダー」を運営した学生の一人は、「子どもたちが楽しんでいる顔を見て、こちらも心から楽しんで活動ができた」と率直に感想を語っていました。
今年で3年目になる「KIDSたいけん」ですが、同劇場の早川正晃館長は毎年、サービス・ラーニングといかに連携するかに細かく配慮してくれています。3年目が終わったところで、これまで前期だけだった連携を新たに後期にも導入したいと立案してくれました。耐震改修が完成して来年度リニューアルするホール会場でのジャズ・ライブなどの演奏会で、照明や音響を経験できるサポーター役の導入です。これで年間を通じて同劇場とサービス・ラーニングの繋がりがいっそう深まることでしょう。
(教育学部サービス・ラーニング委員会 今津孝次郎)