愛知東邦大学

2016.07.01

上條教授の授業で電通社員が「現代広告論」を講義

20160701_006  経営学部地域ビジネス学科の上條憲二教授が担当する「現代広告論」の6月29日の授業で、電通スタッフが講師を務め、テレビなどでの人気CMについて解説しました。電通は広告業界では最大の売り上げを誇る広告代理店ですが、ゲストスピーカーとして招かれたのは中部支社顧客ビジネス局マーケティング・ソリューション部の森永琢馬さん。森永さんは、様々な企業、官公庁、大学などの戦略立案と実行に関わっていて、現在は内閣府の指名を受けて、富山県魚津市の地方創生アドバイザーとして、市長らと魚津市を盛り上げていく活動に取り組んでいます。

 

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 森永さんは、電通の仕事の紹介や、身近なテレビCMを事例に広告会社がどんな狙いでCM制作に取り組んでいるかについて画像を使いながら講義を行いました。電通の仕事について、森永さんは、「簡単に答えを言うとアイデアを売る会社ですが、コミュニケーションビジネスを生業としている会社とも言えます。コミュニケーションビジネスとは言っても範囲は広い。新商品をテレビに露出させるため、話題の芸能人やタレントの記者会見を設定してテレビのワイドショーに登場させ、新商品発表会とぶつけるなどの併せ技を考えることもあります」など、広告という仕事の幅の広さや奥の深さについて解説しました。

20160701_008 また、電通が作った話題のテレビCMについて、携帯電話会社auが2016年元旦に流した「三太郎新シリーズ」、学生から社会人になりたてのサラリーマンの葛藤を「先輩、下積みっていう意味はなんですかね」などの会話を盛り込んで人気を呼んだカロリーメイトのCMなど画像を使いながら解説。「広告はラブレターのようなもの。顧客の思いを伝えるために、ターゲットである見る側に強い印象を与えながら心を動かしていきます。誰をターゲットにするかで伝え方も違ってくる」とも語りました。

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