2019.06.05
日本ビジネス実務学会で学生2人をリーダーに共同研究をポスター発表
経営学部地域ビジネス学科の2人の学生をリーダーとする共同研究チームが6月1、2日、東京の目白大学短期大学部で開催された「日本ビジネス実務学会第38回全国大会」でポスター発表を行いました。大学教員らとの共同研究ですが、学生をリーダーとする発表は初めてで大きな注目を集めました。
島袋泰志さんをリーダーとするチームの発表テーマは、「読谷村インターンシップ・PBLの現状と課題~読谷村村長推薦入学生による活動事例をもとに~」。読谷村は人口4万1415人(2019年4月現在)で、「日本一人口の多い村」。チームは読谷村への地元愛が高まるインターンシップの課題と解決策を踏まえ、今後の展望を示しました。
山本玲子さんをリーダーとするチームのテーマは、「ビジネスプランコンテスト出場プロセスにおける主体的学びとその支援」。決勝に進出した2018年度キャリアインカレでの、自民党ファイナリストとしての経験を振り返り、その事例分析をもとに、学生からの視点でビジネス教育への新たな提言を行いました。
発表ポスター前に足を止めた他大学の学会員たちに対し、2人のプレゼンテーションも行われました。「今後の研究をどのように進めていくのか」「課題は何か」などの質問に2人はていねいに答えていました。
島袋さんは「今後、大学の講義を通して、読谷村のプロジェクトも新しい展開をしていきます。自分の経験を生かし、引き続き学会で報告できるよう努力していきたいです」と話しました。山本さんも「学会などで、どのように報告をすれば良いか、アプローチの基本も確認できました。今回の経験を生かし今後もビジネスコンテストに挑戦していきたい」と、理論の実践と新たなチャレンジに意欲を燃やしていました。
当日は他に学会員として経営学部の舩木恵一学部長、上條憲二教授、手嶋慎介教授、山極完治前教授、学生・キャリア支援課職員の河合厚志さんが参加しました。