愛知東邦大学

2019.01.17

教育学部が2回目の卒業研究発表会

 教育学部の2018年度卒業研究発表会が1月17日、3、4限目を使い行われました。発表したのは、教育学部子ども発達学科が2014年4月に人間学部から独立して2回目となる卒業生たち。人間学部子ども発達学科から通算して第9号となる「卒業研究要旨集録」も発刊されました。
 発表会には4年生と3年生が参加。後藤永子学部長は、「4年生の皆さんにとっては4年間の集大成として頑張った成果を発表する場。3年生の皆さんは1年後の自分の姿と思って、4年生たちが専門分野の中で進めている研究の助けとなるよう、どんどん質問して学んでください」とあいさつしました。

 榊直樹学長もあいさつし、「要旨集録の冊子を見て、皆さんが立派な研究に取り組まれていることを知りました。ぜひしっかり仕上げてください。他学部の学生たちも頑張っていますし、一人ひとりの考えていることはそれぞれ違うわけですから、どんどん質問して吸収し合ってください」と述べました。
 今回の卒業研究の発表形式は論文44、作品制作16、実演2。発表会は堀篤実ゼミの劇「おおきなかぶ~協力する大切さ~」からスタート。各発表が、4階フロアや階段、階段上フロアに並べられたパネルを使い、前半と後半で発表者を入れ替えて行われました。

 矢内淑子ゼミ生で、4月から名古屋市立の保育園に勤める熊谷唯さんは、丹念に制作した、触って楽しめる乳幼児向けの布製絵本を発表。豊川市の民間幼稚園への就職が決まっている福田唯奈さんも、4月から職場となる幼稚園を想定した「素材を生かした壁面構成」を発表しました。
 パネル発表では、西日本豪雨災害で取り組んだボランティア体験に基づいた「被災地復興への道~震災後の変化、震災から立ち直る人々」「小学校教育における音楽科の魅力」「いじめを防ぐための学級経営」「小学生を対象にしたサッカー指導の在り方」「ユニセフで救われる子どもたちとその現状」など多種多様な発表が行われました。

 

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