愛知東邦大学

2016.06.08

「歴史学」の授業で愛知県埋蔵文化財調査センターの3氏がゲスト講師

 経営学部、人間学部、教育学部の受講者を対象に行われた6月3日、6日の「歴史学」の授業で、愛知県埋蔵文化財調査センター調査研究課の成瀬友弘氏、鵜飼雅弘氏、尾崎綾亮氏にゲストスピーカーとして授業を行っていただきました。

 3日の授業は98人、6日の授業は41人の学生を対象に行われました。授業では最初に、考古学、埋蔵文化財についての概要を説明。「マップあいち」を用いて愛知東邦大学周辺の遺跡を紹介していただきました。

 次に、東海市の松崎遺跡から出土した飛鳥時代~平安時代の製塩土器を用いて、製塩土器の特徴を観察しながら土器をスケッチし、クイズ形式で「何のために使われた土器なのか」「どこでどのように使われたのか」の質問に答える授業が行われました。

 学生たちからは、「大学の近くの地域にどれほどの遺跡があるのか、これまでに気づかずに生活していましたが、身近にたくさんの遺跡があることを知りました」「実際に昔の遺跡から出土した土器を持ってきてもらい、目で見て触れてみることで、何千年前にどんなふうに使っていたかをイメージすることができ、とても貴重な体験になりました」などの感想が寄せられ、地域の歴史に対する関心を高めるきっかけとなったようです。

 活動の詳細については、愛知県埋蔵文化財調査センターのウェブサイトをご覧ください。

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