愛知東邦大学

2018.10.05

NHK「歴史秘話ヒストリア」が「幻のノーベル賞」で山極教授の縁者を放送します

 ノーベル賞にまたも日本から、京都大学特別教授の本庶佑さんが選ばれました。このうれしいニュースより約100年も前、本庶さんと同じ生理学・医学部門で、日本人受賞者第1号になっていたかも知れない研究者がいました。山極勝三郎(1863~1930)という長野県上田市出身の病理学者で、愛知東邦大学経営学部の山極完治教授の縁者にあたる研究者です。

 その山極勝三郎の生涯をNHK「歴史秘話ヒストリア」が取り上げ、「まぼろしのノーベル賞~世界初!がんを作った男」として、10月10日(水)午後10時25分から放送されます。
 放送を前に上田市では10月6日、山極勝三郎が、郷里の医学生を支援しようと作った上田郷友会が、山極勝三郎の業績を振り返るとともに、縁者である山極教授夫妻を招き講演会を開きます。
 講演会は上田市立図書館で開かれ、山極教授は「オンリーワンで地域をひとつに」のテーマで、その地域ならではの価値を掘り起こすことの大切さを語ります。資生堂で女性初の人事部次長も務めた妻清子さんも「『女性活躍』で地域企業に活力を」のテーマで講演します。
 山極教授は「私の父が丹精込めて作った家系図によると、京都大学の山極寿一学長も縁者の一人。家系が全てを表すものではないので、これまで学園の皆さんにお知らせすることはありませんでした。今回の講演会は大学の地域ビジネス学科設立の趣旨に沿うものでもあることから引き受けました」と話しています。
 山極勝三郎を取り上げた「歴史秘話ヒストリア」の予告についてはウェブサイトをご覧ください。

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