愛知東邦大学

2018.07.24

「専門プロジェクト」の学生たちがファン拡大策で名古屋グランパスに提案

 経営学部の上條憲二教授が担当する3年生向け授業「専門プロジェクト」で、名古屋グランパスと教育連携協定を結ぶ大学の立場から、学生たちがファン拡大の具体策づくりについて取り組んできた検討案を名古屋グランンパス関係者にプレゼンする授業が7月20日、A104教室で行われました。
 5限授業を使って行われたプレゼンには、名古屋グランパス側から、営業部の田井友晶さんを始め営業部、マーケティング部でスポンサー、イベント、ファンクラブ、グッズなどの担当者5人が参加。学生側は小田切ケビン優さんが進行役を務め、9人の学生が、4月からの取り組んできた調査、分析結果などをもとに提案を行いました。

 学生たちは、教育連携協定を結んでいるにも関わらず、愛知東邦大学での意識調査では、学生の名古屋グランパスに対する認知理解度、興味度、好感度が特に高いわけではないことなどを指摘。名古屋グランパスが「特別な存在」であることを学内外に強く印象づけるため、愛知東邦大学を名古屋グランパスの「サテライトキャンパス」とする構想を紹介。その中で、「Vポイントカードシステム」などの学内話題活性化企画、「応援サイト」を設けての情報発信など様々な案を提案しました。

 学生たちの提案に耳を傾けた名古屋グランパス側からは、「グランンパスとしても将来のファン対策として、若年層、特に小中高生をターゲットに力を入れているが、大学生のファンを増やせるのは嬉しいこと。個別アイデアの中にはすぐできそうなものもありそう」「アンケート方法としては認知理解度、興味度といった抽象的な言葉ではなく、2年後のファンクラブ会員数何人を目指すとか具体的な数値を上げた方が一緒に頑張れると思う」などの感想や意見が寄せられました。

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