愛知東邦大学

2018.06.28

「はやぶさ2」のリュウグウ到着でNHKが高木教授を取材

 小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」に到着した6月27日、小惑星の表面に弾丸を衝突させ、跳び上がった岩石サンプルを採取する装置の開発に関わった、愛知東邦大学経営学部の高木靖彦教授がNHKの取材を受け、同日午後6時10分からの東海地方向けニュース情報番組「まるっと!」で放送されました。
 高木教授は名古屋大学理学部地球科学科卒。同大大学院理学研究科博士後期課程修了で理学博士。専門は惑星科学で、太陽系天体表面での衝突現象を研究。小惑星表面の鉱物組成を観測する近赤外線分光装置の開発では、「はやぶさ」計画でのサンプル採集装置の初期の開発から関わりました。

 2010年6月に、「はやぶさ」が奇跡の帰還を果たした際には、「はやぶさプロジェクトサポートチーム」の一員として、文部科学大臣、宇宙開発担当大臣から感謝状を贈られました。
 高木教授はこの日午後、A棟3階にある研究室でインタビュー取材を受けました。
 放送された「まるっと!」では、「はやぶさ2」の成果を期待する東海地方の研究者として番組最初のニュースとして紹介されました。高木教授が長年にわたり、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究に参加してきた経緯などが紹介され、高木教授は「リュウグウに到着できたのはうれしいですが、ここからが大事です。長年かかってつくった装置で調査がうまくいくことを願っています」と語りました。

 「まるっと!」で放送されたニュース内容は、NHK名古屋放送局の「東海 NEWS WEB」でも見ることができます。
 黄色のヘルメット姿の高木教授の写真は2003年5月の「はやぶさ」初号機打上げの時のものです。高木教授と「はやぶさ2」との関わりの詳細は「TOHOインタビュー」第2回をご覧ください。

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