愛知東邦大学

2018.05.31

教育学部で「劇団うりんこ」から講師招きワークショップ授業

 教育学部1年生を対象に5月30日に行われた基礎演習Ⅰの授業で、名東区猪子石八前にある「劇団うりんこ」から川原美奈子さんをゲストスピーカーとしてお招きし、身体表現を通してコミュニケーションについて考えるワークショップを実施していただきました。
 授業では、「ジャンケンゲーム」「名前チェンジ」「ストップ&ゴー」「No Word・血液型で集合、誕生日で集合」「オノマトペで集合」といったワークショップを行いました。
 「ジャンケンゲーム」では、あいこじゃんけん、後出しジャンケンなど、手と頭を使ってコミュニケーションを行うゲームを実施。「名前チェンジ」では、名前の交換を通じて、これまであまり喋ったことがない学生とも交流する機会になりました。


 「ストップ&ゴー」では、ファシリテータの指示に合わせて身体表現を行い、相手の言葉に耳を傾けることや、集中することが大切であるということを学びました。「No Word・血液型で集合、誕生日で集合」では、非言語で想像力を働かせながら集合。そろったグループでは自然と拍手が起こるなど達成感を味わうことができました。
 「オノマトペで集合」では、受信と発信を適切に行うために、友だちに伝わる音量で話すことや滑舌よく話すことの大切さを学ぶことができました。
 どのワークショップも想像力が必要となるもので、学生たちも楽しみながら体験を行うことができました。


 学生たちからは、「とても簡単に見える遊びにも、一つひとつ意味があって、子どもたちが楽しみながら発達していく手助けになることに感銘しました」「ゲストの川原さんは、表情を大げさに動かしていて、声も通る声で喋り、さすがだなあと思いました。先生を目指すに向けて、表現力は大切なことだと思いました」などといった感想がありました。
 将来、保育士や幼稚園の先生、小学校教師になろうとする学生が、表現やコミュニケーションについて考える良い機会になったと思います。

(教育学部子ども発達学科准教授・白井克尚)


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