愛知東邦大学

2017.08.23

「東邦商業新聞」に幻の新年号 野球部コーチの「天皇機関説」批判も

 1928(昭和3)年から1940(同15)年まで、戦前の東邦学園の歴史を刻み続けた「東邦商業新聞」のバックナンバーの中に〝幻の新年号〟があることがわかりました。1936(同11)年1月25日発行の66号で、再編集された66号が2月6日に発行されていました。2つの66号には当時の野球部コーチだった英語担当の教員が、この当時、世間を騒がせた「天皇機関説」を批判する論文も掲載されていました。
 この教員は論文掲載の新聞が発行されて間もなく「一身上の都合」で退職、同年に中京商業野球部コーチに就任していました。さらに2年後の1938年春のセンバツでは、中京商業監督として、決勝戦で東邦商業の前に立ちはだかり、1934年以来2回目の優勝をめざした東邦商業を退け、中京商業に初の紫紺の大優勝旗をもたらしていました。

 「語り継ぐ東邦学園史」の第16回は「天皇機関説を批判した野球部コーチ」です。ご覧ください。

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