愛知東邦大学

2026.09.17

9月卒業式で8人が巣立ち

 愛知東邦大学の9月卒業証書・学位授与式(卒業式)が916日、LCホールで開かれ、あいにくの雨ではありましたが、3人が式典に出席しました。巣立ったのは8人で、内わけは経営学部3人、人間健康学部3人、教育学部2人です。
 開式の辞に続き、卒業証書の授与が行われ、鵜飼裕之学長から一人一人に証書が手渡されました。
 「Congratulations!」と鵜飼学長はお祝いの言葉をかけました。「この言葉は何かを『努力』し勝ち取った者にかける言葉だと聞いたことがあります」と式辞を続けました。「他の学生とはちょっと遅れたけど、みなさんは『努力』しました。胸を張って卒業してください。しかし君たちを支えた教職員、友人、そして家族に感謝して『ありがとう』の声をかけてください」とその努力を称えました。
 さらに人生の先輩として「スタートラインはいくつになっても訪れます。出会いは何度でも訪れ、人生は進んでいきます。出会いはチャンスでもあり、1つ1つを大切にしてください。ふわっとしていると気付かずに通り過ぎてしまいます。常にアンテナを広げ、気付きの感度を上げていてください。それでも壁にぶつかることもあるでしょうが、愛知東邦大学はこれからも君たちを応援していきます」とメッセージを続けました。
 学長の式辞を受けて、榊直樹・東邦学園理事長が、2人のプロ野球選手を例に「努力」の大切さを盛り込んだ祝辞を述べました。1人は亡くなったばかりの張本勲さんです。在日コリアンとして広島で生まれ、5歳の時に右手をやけどして障害が残るほどのケガを負いました。さらに被爆者にもなりました。その後、差別と貧困、障害に病気と闘い、血のにじむような「努力」で、日本のプロ野球で3085本という安打の最高記録を残す大打者になりました。
 もう1人はヤクルトの現役投手、石川雅規さんの話です。張本選手ほどの大記録を残したわけでもありませんが、石川さんは黙って「背中で教える」タイプの「愛されキャラ」でした。「みんなが自分を大切にしてくれると思っていると、それでさらに『努力』が活きてくると私は思います。人生は長いけど、こんなことを糧にして進んで行ってほしいと思います。みなさんが人生を楽しく進んで行ってくれることを祈ります」と祝辞を締めくくりました。
 この後、後援会および同窓会からの記念品が贈られ、校歌斉唱で式は終わりました。
 会場に残った卒業生は、現在の境遇や学生時代の思い出などを、懐かしい教員たちと笑顔で懇談していました。

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