愛知東邦大学

2026.07.22

「アートバイキング」を通して学ぶ

 教育学部の2、3年生40人が、7月18日にLCホールで造形ワークショップTOHOアートキャラバン「アートバイキング」を開催しました。当日は幼児や児童約40人の他に将来教員、保育者を目指す高校生5人も参加しました。
 ワークショップを企画した学生は、前期の保育内容(造形表現)の授業で、教材、題材、指導法の研究を、模擬授業を通して行ってきました。「アートバイキング」では、その成果を生かしながら、実際に幼児から小学校低学年の子どもたちに実践する場として取り組みました。
 子どもたちは、紙皿や傘袋などの身近な素材を使用したくるくる回る玩具やロケットの制作▽普段絵を描くときに使用しないボンドや重曹、色シール、キラキラシートを画材とした絵画表現▽廃材の容器で制作したキラキラスノードームやカプセル作り▽マジックインキで紙を虹色に染める版画遊び▽LCホールの大きな窓から見える街を背景に、指絵の具でガラスに絵を描く遊び――など10種類の遊びを「バイキング」のように好きな組み合わせで楽しみました。
 ワークショップを企画した学生からは「子どもたちが思っていた方法とは違うやり方で表現を楽しんでいて驚いた」との声や、「さまざまな年齢の子どもたちと触れ合うことができ、それぞれに夢中になって遊んでくれて嬉しかった」「思っていたよりも子どもたちは、いろいろなことを考えていて、工夫できるんだなと思った」など、模擬授業では学ぶことのできなかった子どもの予期せぬ行動や、子どもとの会話を通した関わり方などを経験することができたようです。
 参加した高校生たちも、学生の企画した遊びを体験したり、実際に子どものサポートにも挑戦したりして、ワークショップを楽しんでもらえたようです。
 子どもたちは、自分で作ったものを嬉しそうに保護者の方に見せていました。保護者の方からも学生に対し「いつもいろいろな遊びを工夫して考えてくれてありがとうございます」「暑くて外には遊びにいけなくて、今日は思いっきり遊べました」など嬉しい感想をいただきました。
 ワークショップの最後に、学生は子どもたちや保護者から「ありがとう」「楽しかった」との声をたくさんもらい、これから保育者や教員の夢を叶えるエネルギーにもなったと思います。参加してくれた高校生も保育・教育への進路を考える一つのきっかけになってくれたら嬉しく思います。
 L棟1階ではTOHOアートキャラバン関連企画の「世界こども絵画展」が、7月25日まで開かれています。世界中から集まってきた子どもたちの純粋な目で描かれた絵画をお楽しみください。(教育学部教授 新實広記)

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