愛知東邦大学

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ゼミ(人間健康学部)

「スポーツを愛する人たちの支えに~スポーツメンタルトレーニング指導士を目指して~」

学び2026.04.06

人間健康学部人間健康学科 2022年度入学

坪川 拓

ゼミでの先生や仲間達との出会いと学びを糧に大学院合格を果たし、4月から大学院生としての新生活をスタートさせる坪川くん。大学院進学のきっかけや合格に向けた対策、そして目標である「スポーツメンタルトレーニング指導士」のことなど詳しくお聞きしました。ぜひご覧ください。

スポーツメンタルトレーニング指導士を目指して

―本日はよろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いします。
人間健康学部人間健康学科 4年坪川拓です。よろしくお願いします。 

―愛知東邦大学に進学された経緯を教えてください。
小学生の頃から学校の先生になることに憧れていたので、教員免許が取得できる愛知東邦大学に進学しました。 

―スポーツが好きとお聞きしていますが、今までどんなスポーツをしてきましたか?
3歳から高3まで水泳をやっていました。大学入学と同時に、自分が通っていたスイミングクラブでコーチとして指導を始め、現在で4年目になります。生徒達と接する中で、途中で辞めてしまう子が沢山いることに気付き、「みんながスポーツを辞めずに継続できるよう支援をする立場になりたい」と思うようになりました。

―スポーツが好きだからこそ、みんなにも続けて欲しいと思ったのですね。
どうすればスポーツ継続を支援できるか調べていく中で、「スポーツメンタルトレーニング指導士」という資格を知りました。また、3年生の時に松村先生のゼミで生涯スポーツについて学びより進学への意思が固まりました。 

―資格取得には大学院進学が必要なのですね。大学院で2年間学び、必要な単位を取得すれ受験資格が得られるのですか?
はい。スポーツメンタルトレーニング指導士の受験資格が得られます。資格取得には所定のポイントが必要で、論文の発表や講習の受講などを通じてポイントを集めていく仕組みです。
*スポーツメンタルトレーニング指導士とは、スポーツ心理学の専門知識に基づき、アスリート、チーム、一般のスポーツを楽しむ方などに対して心理的なサポートやメンタルトレーニングの指導を行う専門家に与えられる資格。スポーツメンタルトレーニング指導士になるためには複数の条件を満たす必要があります。


―大学院進学は資格を認識してすぐ目指したのですか?
目指し始めた時期が遅かったので、当初は1年休学して準備しようと考えていましたが、先生方に大学院進学について相談し、4年生の夏頃から英語、小論文、面接の準備を急ピッチで始めました。時間が限られている中、面接は松村先生と芝先生にお願いして練習を重ねました。英語に自信がなかったので、小論文と面接で何とかカバーしようと必死でした。面接については松村先生から「大学院の先生方の写真を事前に調べて顔を知っておくと、当日緊張が和らぐよ」とアドバイスをいただきました。そのお陰で、試験当日は見覚えのある先生が面接官にいらっしゃり、落ち着いて臨むことができました。 先生方が親身になって対応いただいたおかげで無事に日本福祉大学の大学院に合格することができました。  

―おめでとうございます!日本福祉大学の大学院を選んだ理由は何ですか?
日本福祉大学にはスポーツメンタルトレーニング指導士の資格を持つ先生がいます。全国的にも資格保持者は少ないため、その先生の講義をぜひ受けたいと思ったことと、研究範囲が僕の学びたい内容と合致していたのが決め手になりました。 

【写真:ゼミでの様子①】

 

【写真:ゼミでの様子②】

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人間健康学部の学び

ゼミでの学び

―松村先生のゼミでの経験はとても貴重でしたね。
松村先生は「卒論に向けての準備以外は楽しくやってくれたらいい」という考えをお持ちでした。変に追い込まれることなく伸び伸びやることができたお陰で、ゼミのメンバーはとても仲が良く、ゼミの雰囲気も最高です。先生に相談しやすいですし、メンバー同士で情報交換しながら楽しく学ぶことができました。

―参加した中で特に印象に残っている取り組みはありますか?
3年生の時の「マスターズ甲子園」です。阪神甲子園球場の中に入ることができて、とても嬉しかったです。ボランティアとしての仕事は選手へのインタビューだったのですが、選手の生の声を聞けたことは自分の研究内容にも通じる良い経験になりました。中高年の方々が目を輝かせながら憧れの甲子園で野球を楽しんでいる姿が印象的でした。実際にインタビューした方からも「スポーツは続けていくといいよ」と言葉をいただきました。その方にとってスポーツは一生の宝物なのだなと実感しました。
*マスターズ甲子園とは、全国の高校野球OB・OGが世代を超えて同じ高校の出身者でチームを組み、憧れの「阪神甲子園球場」で試合をすることを目指す野球大会。現役時代に甲子園に出場した元選手以外にも、地方大会で敗退した選手や女子マネージャーなど、高校野球に打ち込んだすべてのOB・OGが参加できます。


―その他にも順天堂大学で開かれた「日本生涯スポーツ学会」でもポスター発表に参加されていましたよね
4000人を対象にした「名東区民のスポーツ・健康に関する意識調査」のデータをまとめた「運動・スポーツ活動の継続を支える要因 ~主体者条件の重要さについて~」を発表しました。

―4000人を対象に意識調査をされていましたが、どんな世代がターゲットだったのですか?
18歳以上の年代です。スポーツをする目的は人によって様々で、健康維持、スポーツが好き、親子で一緒に、会社の仲間とのゴルフなど多岐に渡ります。一方で、途中で燃え尽きて辞めてしまう人もいます。スポーツは義務ではありませんが、だからこそ誰もが生涯にわたって何かしらの形でスポーツに関わり続けてくれたらいいなと改めて感じました。 

―その調査は卒論にも繋がっているのですか?
はい、卒論のひとつの要素として取り組みました。スポーツを継続していくことについて卒論でまとめようと考えていた内容を、今回の日本生涯スポーツ学会のポスター発表に取り入れました。ポスターにまとめる過程で改善点が見えてきたので、それを卒論に活かすことができました。 

―学会での発表は坪川くんにとって良い機会になりましたか?
今後もスポーツに関する学会に発表することがあると思うので、今回の経験はすごく勉強になりましたし、携われたことに感謝しています。 

【写真:マスターズ甲子園】

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マスターズ甲子園

今後の展望

―大学院ではどんな挑戦がしたいですか?
スイミングクラブのコーチのアルバイトは大学院進学後も続ける予定です。技術面を教えるだけではなく、メンタル面、特に「どんな気の持ちようでスポーツに向き合うか」が生徒達の将来に繋がると考えています。大学院で得る知識や経験を現場で活かしていきたいです。

―コーチのアルバイト経験が本当に大きな原動力になっているのですね?
そうですね。僕自身も高校生の頃に体の成長に伴って記録が伸び悩み、スランプに陥って水泳が楽しくなくなってしまった時期がありました。もし当時、これから僕が学ぼうとしているメンタルケアを受けてやる気を取り戻せていたら、また違った結果になっていたかもしれません。自分が味わった「楽しくない」という気持ちを他の人に経験してほしくないですし、頑張ってきたことは続けてほしいです。そんな自身の経験があるからこそ、メンタル面からみんなをサポートしたいと強く思っています。

―最後に坪川くんの今後の展望をお聞かせください。
僕が大学院で学ぶ内容が、誰かがスポーツを諦めずに続けるための「きっかけ」になれば嬉しいです。僕自身、これまで何度もスポーツに助けられてきました。身体を鍛えること、メンタルの強化、一つのことをやり抜く精神力など、スポーツだからこそ得られるものが沢山あります。体力面でも精神面でも必ずプラスになるので、年齢や性別を問わず、誰もがスポーツを続けてほしい。僕自身がスポーツを通じて得たものを大切にしながら、これからも多くの人の支援をしていきたいです。


―坪川くんの4月からの新スタートを応援しています!本日はありがとうございました。
ありがとうございました。 


【写真:順天堂大学での発表の様子】

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生涯スポーツ学会で学生がポスター発表

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