2026.03.17
「卒論・ゼミ論抄録集」を人間健康学部が作成
人間健康学部の4年生101人の卒業研究論文とゼミ論文の抄録を掲載した「抄録集」がこのほど出来上がり、3月17日に鵜飼裕之学長に1部が贈られました。卒論集はこれまでも作られましたが、4年生全員のゼミ論を含めた抄録集は初めてです。
「卒業には卒論かゼミ論のどちらを書き上げる必要があります。毎年、卒論は論文集として残されますが、多くの学生が取り組んできたゼミ論はゼミ内での発表のみでした。ベストワンも大事ですが、本学の『オンリーワンを、一人に、ひとつ』という理念に沿い、卒業生全員が努力してきた研究成果の発表
の場を設けたいと考え、全員分の抄録集を作ることにしました」と語るのは、学部を挙げて取り組んできた尚爾華学部長です。
ゼミ論も抄録集の形で記録され、その達成感を胸に、多くの学生たちの自身の自信にもなると尚教授は言います。また「後輩たちの参考資料にもなります」という目的もあるようです。
冊子は80ページで、巻頭に鵜飼学長のメッセージと尚学部長のあいさつが添えられています。
この日、尚学部長と一緒に学長室を訪れたのは4年生の都筑かんなさん。GPAがトップの成績で人間健康学部の学部代表になり、卒業式で鵜飼学長から卒業証書を手渡される予定です。この日は逆に抄録
集が、都筑さんから鵜飼学長に手渡されました。鵜飼学長はページをめくりながら「きちんと研究をまとめることは、学業の成果が形になることなので、卒業の証にもなってすばらしいことです」と話しました。
都筑さんの卒論「大学女子サッカー選手におけるGPSによる外的負荷量の変化がカウンター・ムーブメント・ジャンプに与える影響」は、自ら所属する女子サッカー部の選手の運動量と試合・練習の関係を考察した論文です。都筑さんが、2月から島根県出雲市に移り、なでしこリーグ2部「ディオッサ出雲FC」に所属していると聞くと、鵜飼学長は「プロを目指して頑張っている中で、せっかくの研究なので
さらに続けて、これを練習や試合に生かすといいと思います」と激励しました。都筑さんも「島根でもいい結果が出せるよう、プロを目指して頑張ります」と元気よく答えていました。
今年度の抄録集は、予算の関係で卒業生達にはデータで渡されますが、来年度は卒業生全員に冊子として卒業式の日に渡す計画を進めていると、尚教授は話しています。
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