2025.08.20
女子サッカーの伊藤凜莉さんがプロ内定
女子サッカー部の伊藤凜莉さん(人間健康学部3年)が、卒業後の2027/28シーズンから女子プロサッカーチーム「サンフレッチェ広島レジーナ」に加入(内定)することが、8月15日に発表されました。また日本サッカー協会より「2025-2026年JFA・WEリーグ特別指定選手」に認定され、所属は本学のままでサンフレッチェの選手としてプロリーグにも出場できることになりました。
伊藤選手は、さっそく8月17日のINAC神戸レオネッサとの試合に途中出場し、プロデビューを飾りました。同点で迎えた後半ロスタイムに、勢いよくゴールに迫った伊藤選手へのパスが、相手選手に当たってオウンゴールとなり、幸先良く勝利に貢献しました。9700人というホームの観客の大歓声を浴び、「最初は緊張しました。最後は無我夢中で走ったら、オウンゴールで勝つことができました。あの歓声は今までとは全然違う迫力で、鳥肌が立ちました」と興奮した様子でした。
伊藤選手は長野県松本市の出身で、新潟の開志学園から本学へ入学しました。ポジションはMFで、米澤好騎女子サッカー部監督によると「足が速いドリブラーで、頼りになる選手」という評価です。本学出身者がプロ登録されるのは2023年卒の神谷千菜選手(現在は伊賀FCくノ一三重所属)に続き、伊藤選手が2人目になります。
8月3日に開かれた日進グラウンドでの「なつまつり」では、榊直樹理事長から「頑張って」と激励を受けていました。伊藤選手は現在広島にいて、毎日午前中は練習ですが、「これまでの練習とは強度が全然違います」と笑っていました。午後はオフですが、広島は初めての町なので買い物や散歩などで過ごしているそうです。「どこにいても応援してくれる人に感謝して、恩返しをしたいなと思ってプレーしています。皇后杯は愛知東邦大学の選手として出場するので、全国に行けるように頑張ります。ぜひ応援に来てください」と電話から明るい声が聞こえてきました。