愛知東邦大学

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学生生活

センキョ割で一歩を踏み出す

学び2025.09.08

人間健康学部人間健康学科 2025年度入学

中村 瞭介

若者の選挙投票率を上げる「センキョ割」での活動に励んでいる中村さん。活動をする中での難しさや学びについてお話頂きました。
ぜひ記事をご覧ください。

センキョ割

―現在「名古屋センキョ割実行委員会」(以下、センキョ割)の活動をされていますが、参加したきっかけを教えてください。
手嶋慎介先生のライフデザインの授業に㈱カナメヤの松井健斗さんがいらした際に、松井さんが過去にマイナビで採用関連のお仕事をされていたと伺いました。そこから就職活動の時のことを想定して、「大学生活の中でどれだけ成長できるだろう」と感じ、今のうちに何か活動をしたいと思うようになりました。
そこで松井さんに「学生団体に入りたい」とSCへ相談しに行ったことが最初のきっかけでした。


―就職活動を意識したことが出発点だったんですね。その後どのような流れでセンキョ割に参加を決めたのですか?
入学してすぐの5月ごろ、ナディアパークで㈱カナメヤ主催のイベントに、一人で参加しました。
㈱カナメヤが運営している学生団体4つほどが活動紹介を行っていて、そこで選挙割での活動について紹介してもらい、そのまま活動に入ろうと決めました。
いくつかの学生団体があるなかで、「選挙」という社会的に影響が大きい活動に関われること、自分の経験を積むことが出来る点に惹かれセンキョ割を選択しました。


―高校生の時から積極的に何か活動されてきましたか?それとも意識的には大学入って変わりましたか?
高校生の頃は学生団体や生徒会などで活動はしていませんでした。
ただし、大学では自分で考えて行動しないといけないと思い、変わってきていると思います。
空いた時間をどう活用するか、自主的にどれだけ行動が出来るかが大学の魅力だと思います。
今回のセンキョ割も自分の経験を積むと同時に、就職活動で役立てることができれば一石二鳥だなと思い活動への参加を決めました。


―行動したいと思ってもなかなか動けないことも多いので自ら行動できることは大きな強みですね。ではセンキョ割について詳しく教えてください。
はい、センキョ割とは「選挙に行って、投票済証明書を協力して頂いている店舗さんに提示することで、割引などのサービスが受けられるサービス」です。センキョ割に協力してくださる店舗を増やして若者の選挙投票率を上げる活動をしています。過去にセンキョ割に協力して下さった店舗へ電話で連絡をしたり、 大学近辺のお店に直接足を運んで営業をしたりしています。


―現在、センキョ割の認知度はいかがですか?
協力して下さる店舗側の認知度は高いように感じていますが、まだ利用者側の認知度は低いように感じます。そのため現在はSNSでセンキョ割について投稿したり、メディアの取材に受けるなどの広報活動をしています。
それらの広報活動を通して認知度を上げていくことが今後の課題だと思っています。


―活動をする中で具体的に大変だと感じた点や得られた点はありますか?
大変だった点は社会人や大人の方との対話の難しさです。「センキョ割」はわたしたちも協力店側も互いに直接的な利益は生まれないので、割引やサービスはお店のご厚意になります。ですのでセンキョ割の情報を正しく相手に伝える必要があり、その点が難しいと感じました。
得られた点は、企業の方々と交流をする際に緊張しないで話せるようになったことです。㈱カナメヤも開催協力している東海地区の様々な企業が集まる地域活性イベントで、企業の方々と名刺交換をする機会があったのですが、その際も落ち着いて対応することができました。


【写真:メディアでの取材時の様子】

詳しくはこちら
選挙割のSNSアカウント

心理を学ぶ

―愛知東邦大学を選んだ理由を教えて下さい。
大学進学を考えるうえで、心理系の勉強ができる学部に入学したいと思っていました。 愛知東邦大学の人間健康学部では心理学について学べ、公認心理師もめざせることから入学を決めました。
当初はスクールカウンセラーなど心理系の職業を考えていましたが、現在は大学4年間のなかで様々な経験をして見識を深め、将来を考えていきたいと考えています。


―では人間健康学部の授業はいかがですか?
心理系の授業では心理学概論、司法・犯罪心理学、教育心理学を選択しています。専門用語や科学的なことが多くとても難しいです。特に司法・犯罪心理学は、犯罪者の犯行動機や司法についても学ぶことができ、分からない点があるにしてもとても興味深いなと感じています。


―心理以外の授業で印象に残っている授業はありますか?
必修で正岡元先生のアカデミックスキルズ、PC・ネットワーク入門をとっているのですが先生の授業は分かりやすく印象に残っています。高校が商業科でパソコンが得意という点もあり、PCのスキルをアップできる点にも魅力を感じています。現在は山村先生のゼミに所属しています。


【写真:面談での様子】

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人間健康学部での学び

学外での活動

―センキョ割での活動以外に何か現在興味を持っていることはありますか?
最近はセンキョ割の活動が忙しく、なかなかできていなかったのですが、高校2年の秋ごろからインターネットでゲームの大会の実況をしています。もともとゲームが好きなのですが、あまりうまくはなくて…。
でもゲームの大会には関わりたくて、大会の動画をみている中で実況のおもしろさに惹かれ、それからゲーム実況ができるコミュニティに参加し、自分で試行錯誤するなかで少しずつ実況の依頼がくるようになりました。


―ゲームの大会の実況、難しそうですがいかがですか?
ゲームの知識をきちんと頭にいれて、目の前でおきることを話しつつ、大会の内容についても話していきます。
普段はオンラインでゲームの実況をしているのですが、9月ごろに三重県でオフラインのゲーム大会へ実況をしに行きます。オフラインは選手が目の前にいるのでまた別の難しさがありそうで緊張しますが今からわくわくしています。
情報を適宜拾いながら、瞬時に判断して取捨選択をしていくことが大切だと思っています。


―やりたいと思ってもなかなか動けないことも多いなかで、自ら動ける行動力がセンキョ割と共通していてとてもいいことですね。
そうですね。 最初の一歩を踏み出せるかどうかが大切だと思います。
やってみると面白さを発見したり、そこから次につながったりいい循環が生まれていきます。
ゲーム実況をやりはじめたことによって会話もうまくなったように感じています。


―大学での空き時間などはどう過ごされていますか?
同じ授業をとっている友人たちと一緒にお昼をとったり、帰りにどこか寄ったりと楽しんでいます。
空き時間はスチューデントコモンズか食堂か、早めに移動して教室で過ごすことも多いです。


―まだ1年生ですが積極的に行動して楽しみながら視野を広げられていますね。今後の中村さんの活動が楽しみです。本日はありがとうございました。
ありがとうございました!


【写真:友人と出かけた際に撮影した景色】

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CBCによる取材

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