愛知東邦大学

2025.07.16

学生らが多様な文化を楽しむ

 本学で学ぶ留学生や外国にルーツを持つ学生、外国出身の教員らが、出身地の文化を紹介する「国際交流フェスティバル」が716日の昼休み、S棟ロビーで開かれました。沖縄も特別に参加しました。
 会場は国や地域ごとのブースに分かれ、学生や教員らが食べ物や飲み物、ゲームなどを揃え、母国の国旗や、紹介する写真やパネルなどを並べていました。中には民族衣装などを着ている教員や学生もいました。
 韓国のブースでは経営学部の金良泰准教授が、子どもの遊びで蹴鞠のような「チェギ蹴り」を披露していました。「コーン・ホール」というお手玉のような袋を穴に投げ入れるゲームを楽しんでいたのは、アメリカのブース。ジョンソン・ジョーダン講師は「学生時代によくやりました」と楽しそうに話していました。ラテンアメリカのブースでは、メキシコのカードを使ってビンゴゲームをしていました。黒い衣装に身を包み「バーン」と太鼓を鳴らしながら、きびきびとした演舞を披露したのは、経営学部4年生の磨島輝紀さん。宮古島生まれで本学に入学した磨島さんは「琉球國祭り太鼓」の演者で、周りの学生らから大きな拍手を浴びていました。
 ウズベキスタンのブースは写真と動画だけ。経営学部2年のシャホビッヂノフ・ムハッマド・ユスフさんは「去年はお菓子なども並べましたが、今年は街の美しさ、『青の都』と言われるサマルカンドの美しさを見てもらおうと思いました」とシルクロード沿いに都市が点在する国土について誇らしげに説明していました。
 とは言っても学生たちに人気だったのは各ブースの飲食物。中国の辛いお菓子「ラーヒャオ」以外はどこのブースにも甘いお菓子が並んでいました。お茶やコーヒー、ココナッツジュースなどもあり、学生たちは世界中の「食文化」を堪能しました。ベトナムのブースにいた経営学部3年のグェンフゥ・バオミンさんは「小さいころによく食べたお菓子だよ」と仲間に勧めていました。
 経営学部1年の女子学生グループは「どれもおいしいのでちょっと食べすぎ」「話を聞いてみて、いつか行ってみたくなりました」「自分の学校にこんなにたくさんの国から学生が来てるとは初めて知りました」などと話していました。学生や教職員らは、さまざまな国の多様な文化を楽しんだようでした。

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