愛知東邦大学

2025.05.21

経営学部で「コミュニケーション」の合同ゼミ

 経営学部の深谷和広教授と原京二教授の合同ゼミ「コミュニケーションのレッスン」が521日にB201教室で行われ、25人の2年生が受講しました。特別講師は元静岡第一テレビのアナウンス室長でキャリアコンサルタントでもある橋本恵子さんが務めました。
 原教授は冒頭に「今日は言葉の使い方で自分をどうやってアピールするかの方法を学びます。就活などで必ず役に立ちます」と強調しました。深谷教授も「コミュニケーションのプロが細かく実践指導してくれることを、学生が体感することに意義があります」と評しました。
 講師の橋本さんはまず「伝わる・伝えるというコミュニケーションは、キャッチボールであってドッジボールではありません。相手のことを考えて、捕りやすいボールを投げてください」と分かりやすく「伝わる・伝える」ためのコツを説明しました。続いて、学生を21組に分けて、相手の話を「聴く」ワークを実施したり、マイク片手の橋本さんが学生の間を回りながら質問を投げかけたりしました。学生たちはどうしたらうまく伝えられるかを工夫したり、橋本さんの指示で悪い聞き手を演じたり、と楽しくコミュニケーションのコツを体験しました。また表情やあいづち、要約など傾聴のためのスキルも学びました。
 後半は「伝える」の実践で、リラックスするために体を動かしたり、お腹から声を出したりしました。最後に橋本さんは「コツやスキルはいろいろと教えましたが、一番大切なことは伝えたい気持ちです。今日学んだことを1つでもいいから実践してください」と話し、講座を締めくくりました。
 合同ゼミに参加した伊藤功宗さんは「コミュニケーションの大事さが分かりました。これまで意識してこなかったけど、伝えたい気持ちを込めて相手の目を見て話すようにします」と話していました。また小林幸来さんは「全然考えたこともなかった話ばかりでした。これから今日学んだことを実践して頑張ります」と決意を込めていました。

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