愛知東邦大学

2021.07.19

教育学部が教育実習成果報告会を開催

 教育学部は7月13日、2021年度教育実習(小学校)成果報告会を開催しました。今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大により、前期中の実習の実施も心配されましたが、無事に21人全員が小学校での教育実習を終えることができました。報告会は、学生による司会進行で行われ、どの学生からも充実した教育実習の様子が報告されました。

 教育実習中、先生方から学んだこととして、「最初は、不安と緊張ばかりでしたが、先生方が温かく迎えてくださったことで、たくさんの挑戦ができ、失敗を恐れずに頑張れば返ってくるということを教えていただきました」「講話の中で、児童に対してまずは同じ目線に立って、傾聴することが信頼関係につながるということを教えていただきました」「誰よりも子どもたちと一緒に遊んでいる担任の先生がいて、自分もそんな教師になりたいという気持ちが強くなりました」といった報告が行われました。

 教育実習全体を通して、「自分の甘さに気づき、これからの取り組みに火がついた」「学校の先生は魅力ある仕事だということが分かり、どんな先生になりたいかが明確になりました」「失敗をどのように乗り越えたかが大切だということに気づき、たくさん悩んで考えたことに意味がありました」などの感想もありました。

 参加された先生方からは、「子どもたちに真剣に向き合いながら、子どもたちと喜びを共有することを大切に頑張ってください。」「『楽しい授業』って?『良い先生』とは?について考える良い機会になったと思います。大学での学びに生かしていってください」「教師という仕事は良い仕事です。諦めずに夢を叶えてほしい」といった講評をいただきました。

 大変お忙しい中、実習生を受け入れて指導してくださった学校現場の先生方に感謝致します。この小学校の教育実習での貴重な経験を、今後の大学での学びに生かしていってほしいと思います。そして、教育実習からの学びを、教員採用試験の突破や、これからの教員生活につなげていくことを期待しています。(教育学部子ども発達学科准教授・白井克尚)

 

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