愛知東邦大学

2020.11.09

野球入替戦は無念の連敗 1部昇格ならず

 愛知大学野球秋季2部リーグ戦で初優勝した愛知東邦大学の1部リーグ昇格への夢はかないませんでした。11月7、8日に行われた1部リーグ6位の東海学園大学との入替戦(2勝先取)で連敗したためで、創部20年目での悲願達成はなりませんでした。

 入替戦は両日とも愛知学院大学グラウンドで行われました。小雨の中で行われ第1戦で東邦は、6回に2―2の同点に追いついたものの、粘り強く投げ続けてきた先発野田(4年)が7回に2点本塁打を被弾するなど、2―5で敗れました。

 第2戦は3―0と先行したものの先発徳久(1年)が東海打線に追いつかれました。

 そして、5回2死からマウンドに上がり好投を続けた中村(4年)も、8回表に痛恨の勝ち越し本塁打を浴び3―4で敗れました。

 試合は入替戦にふさわしい見応えのある接戦となりました。第1戦では5安打の東邦に対し東海は11安打。2塁打、3塁打、本塁打の長打3本の東海に対し東邦は軽打のみでしたが最後までくらいつきました。第2戦も試合の展開は互角。ただ、長打なし4安打の東邦に対し、東海は5安打でしたが2塁打と本塁打が飛び出し試合を決めました。

 部員数が100人近い東海と60人に満たない東邦。1部秋季リーグでは0勝10敗と最下位に沈んだ東海。

 入替戦では1部リーグの意地を見せる長打力と4年生、3年生投手陣が2部リーグ9勝1敗で迫る東邦を振り切りました。

 試合後、横道政男監督は応援に駆け付けた選手家族や榊直樹学長らに「残念ながら勝てませんでした」と無念の報告をしました。引き上げる選手たちの中には涙をぬぐう選手もいましたが、健闘をたたえる拍手と激励の声がと飛び交っていました。愛知東邦大学硬式野球部の1部リーグ昇格の夢の実現は新チームに託されます。

◇1部・2部リーグ入替戦第1戦(11月7日12:42~15:15 、愛知学院大G)

 愛知東邦大 000 002 000=2

 東海学園大 020 001 20x=5

 (東邦)野田、春本、富田―松吉

◇同第2戦(11月8日12:53~15:25、愛知学院大G)

 東海学園大 000 210 010=4

 愛知東邦大 012 000 000=3

 (東邦)徳久、中村、春本、野田―松吉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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