愛知東邦大学

2020.04.13

経営学部の今瀬准教授が学術書2冊を共同出版

 経営学部の今瀬政司准教授が学術書2冊を国内外の研究者と共同で出版しました。1冊は、『地方創生―新たなモデルを目指して―』(創成社、橋本行史編著、2020年3月発行)です。本書収録の単著論文「希望を切り拓く次代の地域創生」を執筆しました。本稿では、市民公益活動・ビジネス、地域イノベーション、自治権確立による地域創生のあり方を論じています。
 もう1冊は、『Uddevalla Symposium 2019: Unlocking the Potential of Regions Through Entrepreneurship and Innovation』〔翻訳:ウッデバラ・シンポジウム2019:起業家精神とイノベーションによる地域の可能性発揮〕(University West(スウェーデン)発行、Irene Bernhard編著、2019年12月発行)です。本書収録の英文単著論文「”Collaboration” with Company and Government by Citizen/Non-Profit Sector Important for Regional Innovation and Creation of New Industries (Revised)」〔翻訳:地域イノベーションと新産業創出で重要なNPOと企業・行政の「協働」〕を執筆しました。

 本稿では、NPOが地域イノベーションを起こして新産業の「苗床機能」を果たすプロセスにおいて、重要となる組織間の協力関係の実態と「協働」のあり方を論じています。
 出版した学術書の詳細については、今瀬政究室ホームページに掲載されています。
 今瀬准教授は、「大学の教員が「教員」でありかつ「研究者」であるのと同様に、大学の学生は「学生」でありかつ「研究者」でもあります。大学では、「学生」として学びに励むとともに、「研究者」として調査研究に励んで頂きたいと思っています」、と学生たちに話しています。

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