愛知東邦大学

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教職課程(教育学部)

気持ちに寄り添い、信頼される保育士へ

学び2023.01.11

教育学部子ども発達学科 2020年度入学

大矢 亜未

保育士資格を取得するため、教育学部に所属している大矢さん。
気になる実習や授業、サービス・ラーニングなど詳しく話してもらいました!

幼いころから抱いていた保育士の夢

―早速ですが卒業後はどんな道に進もうと思っていますか?
保育士になりたいと思っています。

―保育士をめざしたきっかけは?
自分の通っていた保育園の先生に憧れたからです。
髪型を変えたり、新しい洋服を着て登園すると気づいて声をかけてくれて、一人ひとりを大切にしてくれる先生が大好きでした。
その頃から保育士になりたい!と思い続けています。

―ぶれずにここまで来たわけですね!大学生活はどうですか?
入学した当時はコロナ禍で対面の授業はほとんど行われていませんでした。
オンライン上でしかコミュニケーションが取れませんでした。
そのため、最初の頃は対面の授業があっても席が近い学生としか話す機会がなく、少し不安でした。

―今はどうですか?
授業はほとんどが対面授業です。
教育学部は大学の中でも特に少人数のため、全員の顔と名前がわかるくらい仲が良いです。
ゼミ(少人数・演習形式の授業)や実習先が同じになった学生とは悩みを打ち明けあったり、相談したりできる仲です。

―先生たちとのかかわりはどうですか?
実習中に少し悩んでしまった時期があって・・・
相談したいです、と実習担当の先生に伝えたところ時間を作ってくれました。
実際に教育現場に出ていた経験のある先生の話は説得力があり、背中を押されました。
また、通常の授業後などにも「実習どうだった?!」と気にかけてくれる先生もいて、とても心強かったです。

【写真:実習の時は読み聞かせしたい絵本を図書館で借りることも!】

詳しくはこちら
【教育学部】教育内容・特色

成長を体感した保育園実習

―実習について教えてください
今までに幼稚園・保育園・福祉施設に行きました。
子どもや先生、園全体の雰囲気がどこも違っていて、それも勉強になりました。

―一番最近行った実習先は?
保育園実習です。
2週間の実習期間の中で1週目3才児、2週目は1才児のクラスに入りました。
子どもは風邪を引きやすいため、体調管理をしっかりして、風邪をもらわぬよう必死でした(笑)
1才児のクラスに入ったのは初。
発達もバラバラで、言葉も話せない幼児もいます。
上手くコミュニケーションが取れずにはじめは戸惑いました。

―確かに・・・難しそうです
1日の終わりや子どもたちが昼寝をしている時に園の先生方がなにか質問ある?と聞いてくれる時間がありました。
その中でアドバイスをもらいながら段々と子どもたちとの距離を縮めました。

―印象に残っている出来事はありますか?
ぬりえやブロック、折り紙が綺麗にできると「見て見てー!」と子ども達が駆け寄ってきます。
折り紙をプレゼントしてくれる子もいて、心を開いてくれているなとか自分を認めてくれているなと感じて嬉しかったです。
担当が違うクラスになった時も、廊下ですれ違った時に「あみせんせい!」と覚えててくれたことも印象に残っています!

―どんな心構えで実習に挑みましたか?
当然、上手くいかないこともあり、保育士に向いていないのかも・・・と感じることもありました。
実習なのだから間違って当然、むしろ今気づけて良かったと思うことにしました。
なによりも子ども達と楽しむことを第一に過ごして、ポジティブな気持ちを心がけました。

【写真:実習の時に子どもたちからサプライズでもらった似顔絵】

学内・学外での活動とめざす保育者像

―その他に現場経験はありますか?
大学のサービス・ラーニングを活用しています。
とだがわこどもランドでスタンプラリーイベントのお手伝いをしたり、名東児童館で卓球イベントのお手伝いやクリスマス会準備をしたり・・・
いろいろな経験ができました。
特に1年生の時は実習がないため、子ども達と会えて素直に嬉しく、保育士になりたい!と強く思えて普段の授業も積極的に取り組めました。

―印象に残っている授業はありますか?
劇団うりんこの劇団員の方が講師として指導してくださった「総合表現技術」です。
身体で形を作ったり、声を発さずにじゃんけんをしたり・・・いろいろな方法で表現力を養いました。
授業の最終回ではグループごとに準備した「5才児に伝えたい大切なこと」をテーマに劇を発表しました。

―劇の発表ですか!
私たちのグループは5人で手洗いの大切さをテーマとして、台本や小物づくり等も行いました。
これまでも人前で話す機会は多かったですが、声の大きさやトーン、話すスピードの調整は演劇ならではで難しかったです。
あと重要だったのは恥じらいをなくすことですね(笑)

―座学では得られないことが学べましたね
表現力は保育士にとって、とても大切な要素の1つです。
それを現役の劇団員の方から指導していただけるのは貴重な経験になりました。
なによりとっても楽しく取り組めました!

―最後にめざす保育者像を教えてください
乳幼児期の経験は、その後にも影響する大切な時期だと思っています。
そのために子どもたちがなにを考えているのかをくみ取り、目線を合わせて寄り添う気持ちを大切にしたいです。
間違った行動をいけないことだ、と伝えるのも役目です。
切り替えをしっかりして、子ども達はもちろん、預けてくださる親御さんからも信頼される保育士になりたいです。

【写真:総合表現技術で劇の準備をしている大矢さん】

詳しくはこちら
劇団うりんこWebサイト

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