愛知東邦大学

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活動紹介

女性アスリートを支える

クラブ・サークル2024.02.05

人間健康学部人間健康学科 2020年度入学

山瀬 花

学生トレーナーとして、本学の強化指定クラブをサポートする山瀬さん。
更に、4月からは関東の体育大学の大学院に進学します。
4年間の大学生活について語っていただきました、ぜひご覧ください!

スポーツ分野を横断的に学ぶ

―学生トレーナーとして活躍している様子を学内で拝見します!活動について教えてください!
現在は、強化指定クラブの“女子バスケットボール部”と“女子サッカー部”のトレーニングコーチ(※以下、略称S&Cコーチ)を担当させてもらっていてトレーニングメニューの作成と、トレーニングのサポートを行ってます!

―トレーニングプログラムはどの様な内容なんですか?
ランニングトレーニングとウエイトトレーニングで、メインはウエイトトレーニングになります。
ランニングトレーニングでは持久力の向上をめざし、ウエイトトレーニングでは筋力の向上をめざして行こなっています。

―トレーニングメニューを作成する際に工夫されていることを教えてください!
年度初めに各部がめざしている大会を踏まえた1年間のトレーニング計画を作成してその計画に合わせてトレーニングメニューを作成していきます。
なので、目標とする大会に向けてメニューを調整しています。
あとは、実際に自分でトレーニングメニューを体験してから組み立てる様にしています。
エクササイズを行う上での注意点は、トレーニング本を読むだけではわからないので。。。

―先日ダンベルを持ち上げている姿をお見かけしました!実際にやってみるとやってみないではかなり違いますよね!
はい!
分からないことは沢山あって、トレーニングの内容もそうなんですが練習中の怪我の対応とか、S&Cコーチの専門外なので外部の救急応急処置の研修に行ったり学校の実習に参加して脳震盪や捻挫の対応について学んで対応できる様になりました。

―ご自身のトレーナー分野だけでなく幅広く学ばれてますね!
はい、トレーナーとしてスポーツに深く携わっていくと、トレーナーの知識以外に怪我の対応や選手とのかかわり方等いろんな分野に横断して学ぶ必要があると感じました。

―そうですよね!学びって幅広いですよね。

(写真はインタビュー風景)

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クラブ・サークル活動

進学のきっかけ

―関東ご出身だそうで、本学を知ったきっかけはなんだったんですか?
元々ソフトテニスを小学校から高校まで続けていて、スポーツ系の学部に進学したいと思っていました。
初めは“スポーツ”という大きな括りで調べていましたが調べていく中で“スポーツトレーナー”に興味を持ちました。
それからはトレーナー活動を実践できる大学に絞り込んで大学を探しました。

―そうだったんですね!有言実行で素晴らしいですね!1年生から活動されているんですか?
1年生からトレーナー活動をしているサークルに参加していましたが緊急事態宣言のタイミングだったため活動はありませんでした。
実際に活動を始めたのは、2年生になってからです!

―そうなんですね!実際に活動してみていかがですか?
一番は、楽しいです!

―素晴らしい!いいことですね!
具体的にどんな内容が楽しいですか?
トレーニングを実践してみて、その結果を反映して各選手に合うトレーニングメニューを作成するのが楽しいです。
あとは、今年から女子バスケットボール部の試合に一緒に参加する様になって、チームの一員になれた気がして嬉しかったです。

―その他にも力を入れている取り組みがあるそうですね?どんな内容なんですか?
女性アスリートの月経についての悩みやその他の婦人科疾患などに対する不安を減らし、競技へ専念できる環境を作りたいと思っています。
そのため、私が所属する芝研究室では強化指定クラブに生理用品の配布や症状をやわらげるグッズの貸し出しを行っています。
産婦人科病院およびスポーツファーマシスト(スポーツに特化した薬剤師)の方にご協力頂き、いつでも選手に紹介ができるよう準備しています!
女性に限らず、アスリートは身体活動量の多さや精神的ストレスにより、心身に不調が現れることが多くあります。
そのため、少しでも多くのアスリートが心身の健康を保ち、競技へ専念できる環境を作りたいと考えています。

―そうなんですね、この取り組みが一人でも多くの女性アスリートに認知されるといいですね!

(写真は強化指定クラブのトレーニング風景)

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人間健康学部の学び

進学とこれから

―4月から関東の体育大学の大学院に進学されるようですね!おめでとうございます!
ありがとうございます!

―大学院進学を考えたきっかけを教えてください!
はい、トレーナー活動を続けている中でアスリートについての研究が楽しい!面白い!っと感じたのと同時に研究を続けていきたいと思い大学院進学を選択しました。

―そうなんですね、具体的にどんな研究をされているんですか?教えてください!
“女子アスリート”をキーワードに運動生理学について研究をしています。

―“運動生理学”ってどのような内容なんですか?
体内のホルモンが運動にもたらす影響であったり、運動をすると血中に溜まる乳酸、疲れの原因であったり悪いイメージがあると思うんですが実際にはエネルギーに変わって使われています。

―そうなんですね、知らなかったです!運動生理学、難しそうですね。。。
はい、私も苦手ではあったのですが大学院試験の出題範囲だったので凄く勉強しました、その分運動生理学についての理解が深まって今は、ランニングトレーニングの際に知識を活かせていると思います!

―しっかりと知識を活かされてますね!大学院でも引き続き“女性アスリート”についての研究を続けていかれるんですよね?大学院で頑張っていきたいことを教えてください!
はい、今の研究を深めていきます。
運動生理学への理解はもちろんできていなければいけないと思いますし学んだ知識をトレーニングに反映して選手が求めるメニューを作成できる様になっていきたいです。

―大学院に進学されても頑張ってください。今日はインタビューさせていただきありがとうございました!

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