2021年度の振り返り

―今日は女子サッカー部を代表してお話を聞かせてください。よろしくお願いします。
よろしくお願いします！インカレ予選はたくさん応援してもらいましたが、期待に応えられず、申し訳ありませんでした。2年連続で出場を逃してしまい、とても悔しいです。（それまでは7年連続でインカレ出場）

ー残念でしたね。やっぱりこの2年はコロナウイルスによる活動自粛の影響とかもありましたか？
他のチームも条件は一緒なので言い訳はできませんが、影響はあったと思います。チーム作りの難しさを感じる2年間でした。コロナ以前には当たり前にあった遠征や練習試合も大きな意味があったと無くなって実感しました。悔しい結果でしたが、予選が開催されたことはよかったです。

―来年度は最上級生ですね。ラストイヤーの意気込みを聞かせてください。
先輩たちがつないだ連続出場のバトンも途切れてしまいました。絶対に来年度はインカレに出場して過去最高成績を達成します。チームの目標は日本一です。応援よろしくお願いします。
（写真：10番を背負う神谷さん）

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愛知東邦大学女子サッカー部Webページ

糧となる世界での経験

―それでは少し神谷さん個人のお話を聞いていきたいと思います。世代別の日本代表にも選ばれていたと聞きました。
初めて選ばれたのはU-16（16歳以下の日本代表）の時です。そこからU-17、U-19、U-20と選んでいただき、U-17W杯にも出場しました。

ーすごいですね！どんな国と対戦したんですか？
ブラジルやメキシコと対戦し、その試合は先発で出場しました。予選リーグを突破して、最後はニュージーランドにPK戦で負けてしまい、ベスト16の成績でした。

―貴重な経験ですね。
他国との試合では身体能力だったり、リーチの違いだったり、差を感じる部分もありました。経験という意味では代表活動を通じてチームメイトからも刺激を受けました。

―どんなことを覚えていますか？
私は当時自己主張が苦手でした。チームメイトは学年だと1学年下の世代が多かったのですが（神谷さんは早生まれ）、みんな自分を持っているというか、自己主張が強くてすごいなと思いました。もちろん悪い意味ではなく、サッカーに必要なことです。お互いに要求し合ったり、強い気持ちで戦わないといけないので、私の弱かった部分だと思っています。

―サッカーを通じて成長していくんですね。
今だから思えることも多く、当時は一生懸命やるしかない状況でした。大学ではチームの成績で悔しい思いをしていますが、個人としてはチームを引っ張っていくことだったり、自分自身の変化を感じています。今年度は強化指定選手としてラブリッジ名古屋（なでしこリーグ1部）の活動にも参加させていただきました。色々な経験をさせてもらってありがたいです。
（写真：本学米澤監督と名古屋ラブリッジで活躍する卒業生2名と神谷さん）

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神谷さんがプレーした名古屋ラブリッジ

インカレ出場！日本一をめざして

―中学生の頃から大学のサッカー部で活動してたんですよね？
そうなんです。兄が男子サッカー部に在籍していた縁で中学2年生の頃から東邦のグラウンドで練習してました。

ー中学生の時に大学生と練習できたのはプレーヤーとしては大きいですよね。
本当に大きいですし、すごくありがたい環境でした。大学で学年が重ならない先輩達もたくさん知ってます！ラブリッジ名古屋でも卒業生と一緒にプレーしました。

―今もサッカースクール（TOHO Ladies Football Academy）で小さい子を指導する機会もありますよね。第二の神谷がそこから生まれるかもしれないですね。
そうですね！当時より女の子がサッカーできる環境も増えたと思いますが、まだまだ少ないと思います。サッカーを好きになって続けてくれたら嬉しいです。

―それでは最後に今後の目標を聞かせてください。
チームの目標は日本一です。まずはインカレに出場できるように1年間取り組んでいきます。個人としては、卒業後にWEリーグや海外リーグでのプレーが実現できる選手になれるように頑張ります。インカレ出場が決まったらぜひ三木（インカレの会場）まで応援お願いします！

―もちろんです！楽しみにしていますね。ありがとうございました。
（写真：名古屋ラブリッジでプレーする神谷さん）

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TOHO Ladies Football Academy