2017.06.07
三島由紀夫と対峙した東邦商業剣道部OB
作家の三島由紀夫が1970(昭和45)年)11月25日、自衛隊市ヶ谷駐地で、憲法改正を訴えて自衛隊の決起を呼びかけた後に割腹自殺をした三島事件。この事件の際、東邦商業学校剣道部OBが、日本刀を振りかざす三島と木刀で対峙していたことが明らかになりました。
東邦学園ホームページで連載中の「語り継ぐ東邦学園史」で、東邦商業剣道部の歴史を調べていく過程で分かりました。卒業生は11回生(1938年卒)で警察予備隊を経て自衛隊に入り、三島事件当時は総監部業務室長で1等陸佐だった原勇さん(当時50歳)です。
原さんが剣道部に在籍した当時の東邦商業剣道部は全国大会で優勝を続けるなど黄金時代と呼ばれていました。
詳しくは「語り継ぐ東邦学園史」の第7回「赤萩道場の伝説剣士」をご覧ください。