愛知東邦大学

2017.02.24

古市教授が「フレンズ・TOHO」講座でサヨナラ講義

 今春で退職する教育学部の古市久子教授(学長補佐、幼児教育)が2月24日に開催された「フレンズ・TOHO」春季講座の講師を務め、愛知東邦大学では最後となる講義を終えました。
 “サヨナラ講義”は午前10時からL棟LCホールで開かれました。古市教授は、「私は人間学部発足とともに愛知東邦大学に赴任しました。3月で辞めさせていただくことになり、自分でも思わぬ長居をしてしまったと思っていますが、新鮮で、すがすがしい気持ちで10年を過ごさせてもらいました」とあいさつ。受講した幼児連れの若い母親たちや教育学部を中心とする教員や職員らを前に、「こどもを賢く育てる」のテーマで講義をスタートさせました。
 前任校である大阪教育大学時代から絵手紙を描き続けているという古市教授は、配られた資料やボードでも、「聞くことはやさしくてとてもむづかしい」「やさしいこだまはやさしくかえる」などの自作の絵手紙を紹介しながら講義。「賢いということは聞く力があり、考えることができること」「生活の中でリズムをつくる上でも大切なのは早寝・早起き・朝ごはん・読書」「表現できる力は子どもの未来を明るくします」など、賢い子育てのポイントを語りました。
 90分の最終講義を終えた古市教授に、「フレンズ・TOHO」を代表して増田貴治理事が花束を贈呈。関西育ちの古市教授は「名古屋という日本のど真ん中に来ることが出来て本当に良かった。名古屋の人たちははっきり物を言い、しっかりと真面目に受け止めてくれました。感謝の気持ちでいっぱいです」と最後のあいさつを行いました。
 古市教授は「TOHOインタビュー」第6回に登場していただいています。ご覧ください。


< トップに戻る

Instagram LINE You Tube