愛知東邦大学

2026.11.08

「星光燦々」と「和丘祭」開く

 「星光燦々(せいこうさんさん)」をテーマにした第61回「和丘祭」が11月7、8日の両日、名古屋市名東区平和が丘の愛知東邦大学キャンパスで開かれました。それぞれが違う光で輝く夜空の小さな星々が一つの大きな星座を形作るように、個性的な学生たちが集まって今年の和丘祭を作り上げました。

 開幕直後の7日午前10時から開かれたのが、人間健康学部の渡辺ゼミによる「認知症サポーター養成講座」。A205教室には地域の人や学生ら30人ほどが名東区いきいき支援センターのスタッフから認知症の基礎知識や、困っている人への対処法などを聴きました。

 校舎では、学部ごとの特色を生かした企画を展開。経営学部はJリーグ名古屋グランパスのビジネスコンテストの応募企画を展示していました。B棟の人間健康学部ブースでは体力測定とスラックラインを体験できました。スチューデント・コモンズで開かれた教育学部の「キッズ広場」は毎年1、2を争う人気コーナー。ヨーヨー釣り、ミニボウリング、輪投げや射的など教育学部の学生が考えたさまざまなゲームに、子どもたちが「めちゃくちゃ楽しい」と笑顔で挑戦していました。中には実習で訪れた小学校の児童が遊びに来てくれて、一緒に記念写真を撮る学生もいました。

 A棟では室内企画が行われていました。今年できたばかりの「キャップ野球サークル」が開いていたのは、ペットボトルのふたをボールにした打撃と投球の体験ゲーム。サークルのエースの投げる変幻自在のキャップを、子どもたちや学生がバットを思い切り振って楽しんでいました。お化け屋敷も子どもたちに人気でしたが、8日未明に起きた地震のせいで展示が壊れ、2日目は中止になってしまいました。室内ゲームサークルの部屋では、同時に昆虫展示もされており、生きた世界最大のカブトムシ、ヘラクレスオオカブトを興味津々で手に触れている女の子もいました。

 一方、屋外と屋内(体育館)に設けられたステージでも、さまざま星たちが輝きました。新實ゼミの学生「まーにゃ」さんは自慢の歌声を披露。また今年初めて東邦高校の生徒も和丘祭に参加しました。修学旅行中の2年生は不参加でしたが、軽音楽部、バトントワリング部、ダンス部の1年生が若々しい演技や演奏でステージを盛り上げました。

 ゲストとして「ペンギンラッシュ」「イノクロニクル」「Cellchrome」の3組のグループが、屋内ステージでプロらしい演奏を披露しました。
 学内のサークルも人気では負けてはいません。屋外ステージで、ダンスサークル「FREE STYLE」がメンバーの個性的な踊りで輝けば、屋内ステージでは軽音楽部の部員らで作るバンド同士が競演し、迫力ある演奏を体育館一杯に響かせ、燦めきました。
 屋外ステージの最後を飾ったのはボディメイククラブの「筋肉」自慢たち。鍛え上げた肉体を披露し、観客から「でっかいぞー」とおなじみの掛け声や「キャー」という歓声を浴びていました。

 今年初めて一社駅と大学間でマイクロバスを使ってシャトルバス運行が行われました。2日で合わせて47便が走りました。8日に利用したお客さんは「初日は運行を知らずに歩いて上ってきました。2日目はバスに乗れてとっても楽でした」と話していました。

 また他大学の学生も当日ボランティアとして参加していました。本学の学生会のメンバーも彼らの大学祭で応援に入っており、その「お返し」です。迷惑駐車の見回りや、ステージの盛り上げ隊など、目立たない縁の下の力持ちとして和丘祭を支えてくれました。

 ある意味で学園祭の一番の楽しみ、模擬店は20店が出店しました。焼きそばに唐揚げ、焼き鳥、ポテト、クレープ、たません、おしるこなどさまざま。どの店も、普段は包丁も持ったことのないし火も使わない学生たちが、慣れない手つきで調理したものが並びました。工夫を凝らした味付けに行列のできるお店もありました。また手の空いたメンバーは、会場を回って呼び込みに励んでいました。
 中でもOB会である「邦友会」のおそばは、毎年の出店ということもあり安定的な強みを発揮。邦友会は初日限定で新鮮野菜の格安販売も行い、近所の人たちが列を作って求めていました。模擬店の人気投票の結果、同率1位には寺島ゼミの豚汁と、軽音楽部のベビーカステラが選ばれました。

 両日とも協賛企業などの提供品やディズニーリゾート入場券など豪華景品の当たる抽選会が行われ、盛況のうちに幕となりました。

 和丘祭実行委員長の倉敷京幸さん(経営学部3年)は「最初はトラブル続きで、これでできるのか、大丈夫かと思いましたが、今は全力でやり切ったという思いです。細かいことを言えば、いろいろと不備はあったかもしれません。でも、初めてのことにチャレンジしたことも多かったし、来年以降につながったと思っています。先ほど短大1期生の方が来てくれたと聞きました。他の大学とか、性別も年代も職業も違う人たちが集まってくれて、和丘祭を通じて一つになれたと思っています」と満足気な笑顔を見せました。

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