2026.10.23
学生作成のアプリを高齢者が体験
人間健康学部の学生らが作った記憶ゲームアプリの体験会が、10月21日、名東区の名東福祉会館で開かれました。
このアプリは「認知機能向上」を目的に2年生の総合演習・宮﨑ゼミの学生が作りました。スマホなどで使えるゲーム形式です。まず宮﨑彩乃助教が学生にゲーム案を出させました。学生は脳トレなどを参考に記憶力を鍛えるのにいいと思うゲーム案を提出しました。その中から学生の投票で、神経衰弱▽計算問題▽数字並べ替え▽数字記憶――の4つが選ばれました。これを基に宮﨑先生がアプリを制作しました。
体験会は、実際にアプリをお年寄りに使ってもらい、その感想を集めて、アプリの改良に活かすために開きました。名東福祉会館を普段利用している60歳以上のお年寄りの中から希望者を募り、13人が参加しました。お年寄りを前に宮﨑先生は「みなさんのアンケートで次回までにこのアプリを改良します。良いものを作るため、体験してみて感じたことを遠慮なくビシバシと書いてください」と挨拶しました。
参加者は4つのゲームを順番に体験しました。4つのブースに分かれた学生は、使い方を尋ねるお年寄りに親切に説明していました。孫のような学生とおしゃべりするのが楽しいのか、「問題を作るのは難しかったでしょう」とか「アプリを作るなんてすごいね」などと話しかけ、学生も笑顔で答えていました。
アプリ自体については「ちょっと簡単すぎる気がする」「レベルアップできると楽しいかも」などの意見が出ていました。宮﨑ゼミではこれらのアンケートをまとめ、12月16日の次回の体験会で「改良版」を同じメンバーに試してもらう予定です。
宮﨑助教は「今回のアプリ制作はすべて学生の主体性に任せました。アンケートを基に次回までにより良いアプリにしたいと思います」と話しています。