愛知東邦大学

2026.08.27

小学生が「ハチャメチャ工作」楽しむ

 子どもたちに自由な発想で工作を楽しんでもらおうというイベント「今日だけハチャメチャ工作!ひらめきワンダーランド」が、825日、愛知東邦大学LCホールで開かれました。
 このイベントは「春日井製菓」(名古屋市西区)が「大好きな愛知を面白く盛り上げよう!」と、さまざまな業種の企業に声を掛けて始めた「おかしなサマースクール」の一つ。4年目を迎える今年は、47の企業・団体が賛同し参加しています。愛知東邦大学は今年初めて参加しました。地域貢献・社会貢献を通じた企業連携の一種です。
 ハチャメチャ工作は子どもたちが「創造力」を発揮し、作りたい物を思いっきり作ろうという企画で、応募してきた27人の小学生とその親が参加しました。建築やリフォーム、製造業などの協力企業から出た端材や廃材が用意されました。中には参加企業のフジドリームエアラインズから出された航空機の窓もありました。それらを自由に使って自分なりの作品を作り、今回はリサイクルの観点から、作品を元に戻すことも一連の「工作」の流れという形にしたそうです。
 諸注意の後、会場中央に積まれた端材や廃材などの山から、子どもたちは好きな材料を持ち寄ってきます。木やパイプ、段ボールや布などを切ったり、貼ったり、穴を開けたりなど思うままに一心に取り組みます。電動工具を使ったり、硬いものを切ったり、アイデアに困ったりした時は、本学を含め12社の社員・職員らが手を貸しました。
 ここで一つ仕掛けがありました。教育学部の新實広記教授が保護者向けに「絵と行動から読み解く子どもワールドの謎」と題した特別講座を本学工作室で開きました。「見立て」は人間にしかない能力で、「見立てができるからこそ、材料を自分なりに他のものに『見立て』て工作ができる」などの内容でした。「良い話で感動しました」と話す親が多かったのですが、実は子どもと親を離すのが狙いです。企画スタッフの1人は「最初は緊張していた子どもたちも、あれで親の目を気にせず、家でできないこともそれこそ『はちゃめちゃ』にやり始めました」と、してやったりの笑顔を見せました。
 大きなポールを立てたり、テント型に木を組んだり、小さな動物や乗り物、楽器などが次々と出来上がっていきました。いろいろな制約がない分、子どもたちが自由に創造力を発揮し、興奮気味な子もいました。出来上がった作品は一人一人工夫した点や狙いを説明し、最後に写真を撮影してブックレットに残しました。
 ここからは「片付け」です。苦労して作った「力作」を壊し、子どもたちも積極的に「資源」として使える紙や木、金属と、使えない「ゴミ」などに分けるなど「リサイクル」も体験しました。
 名東区内の小学校3年生の男の子のお母さんは「家ではゲームばかりやっていますが、こういう場を設けてもらったら結構楽しくやれるんだなと思って見ていました」とわが子を見直した表情でした。長久手市の小学校5年生男子の母親も「自由に楽しめて子どもにはめちゃくちゃいい機会でしたし、新實先生のお話もとても興味深い内容でした」と満足そうでした。
 会場には「スポまち」部のメンバーも顔を出しました。白田恵琉さん(経営学部2年)は「私たちもイベントをやるので、運営の仕方など参考になることがあるかと思って見に来ました」と、スタッフにいろいろと質問していました。
 運営スタッフの恒川美奈子さん(株式会社アイジーコンサルティング)は「昨年はテーブルの上でじっくり取り組む形でしたが、今回は愛知東邦大学さんにこんな広い会場を提供していただき、思った以上の『ハチャメチャ』ができました」と本学の対応に感謝していました。

「おかしなサマースクール」は夏の期間中、愛知県を中心に様々な会場でスクールを開催しました。

「おかしなサマースクール」の詳細はこちら

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