愛知東邦大学

2026.07.08

世界のこどもたちに想いを馳せ

 TOHOアートキャラバンの一環の「こどもたちの芸術 世界こども絵画展」が、7月25日まで愛知東邦大学L棟1階で開かれています。公益財団法人「美育文化協会」主催の世界児童画展で入賞・入選した作品100点を展示しています。教育学部の2年生と人間健康学部の4年生による東邦プロジェクトの企画で、美育文化協会と「アストラム株式会社」(ぺんてる)の協力を得ています。
 今回のプロジェクトでは、100枚の絵を図工室に並べて鑑賞することから始めました。一人ひとりの絵画表現の違いや共通点を見つけたり、あまりよく知らない国の位置を地図で確認しました。現在紛争中の国から来た絵もあり、描いた子どもが今どうしているのかなどを学生と想像することもありました。そのような中で学生と話し合い、国や地域、賞に関係なく、絵を会場にランダムに飾ることを決め、壁と柱を子どもたちのエネルギーで覆うことにしました。
 世界児童画展は“ 子どもたちの心が素直に表れている児童画を理念に掲げ、1970年に大阪で開かれた万国博覧会を機にスタートした歴史ある国際児童絵画展です。毎年、国内外の3歳から15歳までの児童・生徒を対象に、10万点前後の作品が寄せられます。テーマは自由であり、子どもたちの自発的な発想や身近な生活、夢などがのびのびと表現されています。
 本展では、子どもたちが描いた伸びやかで、力強い線や筆跡に生き生きとした姿を想像しながら、子どもたちの描く絵が、国や地域、国境を越え、世界中の人々に喜びと感動を与えることを感じていただきたく思います。本展が、互いを認め合い尊重する、国際相互理解の一つになれば嬉しく思います。
 展覧会会期中には、プロジェクト受講生が、地域の子どもたちと造形ワークショプで制作した作品も展示しています。是非、子どもたちの純粋な心の目に写る世界とエネルギーをご覧ください。(教育学部教授 新實広記)

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