2026.06.18
音楽でつながる喜びを胸に~吹奏楽団ハワイ遠征記
愛知東邦大学吹奏楽団の選抜メンバー5人が、6月12日から17日までの6日間、ハワイ・ホノルルで開催された「まつりインハワイ~Pan-Pacific Festival」に出演しました。今回は、いつも大変お世話になっている奈良学園大学マーチングバンド部の一員として参加させていただき、現地ではステージパフォーマンス2回、パレード1回の計3公演を披露しました。
限られた時間の中で学んだプロフェッショナルな姿勢
スケジュールの都合上、奈良学園大学とは渡米前に一緒に練習することができず、ハワイで初めて音と動きを合わせました。限られた練習時間でしたが、同大学マーチングバンド部の高い技術力や、状況に柔軟に対応する姿に、私たちは圧倒されるばかりでした。演奏の雰囲気や動きを素早く共有し、一つの素晴らしいパフォーマンスを作り上げていくプロフェッショナルな姿勢から、多くのことを学ばせていただきました。また、ただ完成度を追い求めるだけでなく「まずは自分たちが演奏を楽しみ、その楽しさをお客さまへ届ける」という大切な心構えを肌で感じ、練習と本番の切り替えの大切さを改めて実感しました。
ステージでは、一部を「東邦コーナー」としていただき、楽器を持ったまま行う「chair challenge(チェア・チャレンジ)」という技に挑戦しました。現地入りしてからも試行錯誤を重ね、助け合いながら必死に練習を重ねた結果、本番では無事に成功させることができました。会場から温かい歓声やたくさんの拍手をいただいた瞬間は、大きな安堵と喜びで胸がいっぱいになりました。
悪天候を吹き飛ばしたワイキキパレード
続くパレードでは、開始直後に雨に見舞われましたが、美しいワイキキビーチ沿いのメインストリートを進むにつれて次第に晴れ渡り、後半にはハワイらしい青空の下で約1時間にわたるパレードを無事に終えることができました。沿道のお客さまと手を振り合ったり、たくさんの温かい言葉を掛けていただき、日本とは違った温かいコミュニケーションを取ることができました。歓声に包まれる中で「音楽を通じて、国や人種を越えて人とつながることができるんだ」という深い喜びを、身をもって学ぶことができました。
この遠征を通して、音楽を自分自身が楽しむことで、そのエネルギーが周囲へ伝わり、人を巻き込む力になることを実感しました。また、奈良学園大学マーチングバンド部からは、演奏に対する姿勢はもちろん、SNSを活用した積極的な情報発信や、周囲への細やかな配慮など、活動のあらゆる面において、今の私たちに足りない多くの刺激と学びをいただきました。
このハワイ遠征にあたり、ご指導いただいた奈良学園大学マーチングバンド部の大西雅博先生、知念奈巳監督をはじめ、未熟な私たちを温かく迎え入れてくださったメンバーの皆さまに、心より深く感謝申し上げます。
この遠征だからこそ得られた特別な学びや気づきを、決して一過性のものにせず、日々の活動に存分に活かしてまいります。これからも一歩ずつ、より良い演奏・演技づくりに励み、多くの方々に愛される「TOHO MARCHING BAND」を目指してまいります。今後とも、私たちの挑戦を温かく見守り、応援していただけますと幸いです。(吹奏楽団 経営学部4年 上瀬海琴)
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