愛知東邦大学

2025.12.02

消防士を目指す学生に合格者が就活報告

 消防職に採用された人間健康学部の4年生による、在学生への就職活動報告が122日、A104教室で行われました。人間健康学部には地域防災系のゼミがあり、その中の渡辺弥生ゼミの福島海斗さんと田端快都さんの2人が消防職に合格しています。
 名古屋市消防本部に採用が決まった福島さんは、高校生の時に「かっこいいから」と消防士にあこがれました。消防士になるためには公務員試験に合格しなければならず、その手助けとなる「東邦ステップ」があるからと愛知東邦大学に入学しました。また地域の消防団にも入団して、実績を積んできました。消防本部のインターンシップにも参加し、かっこいいだけでなく人命救助や社会のために役立つ人になるために、消防士を目指しました。東邦ステップを信じて問題集を繰り返し解いてきたといいます。
 田端さんは出身地の浜松消防本部に決まりました。サッカー部に所属していて練習に忙しく「1、2年は何もしなかった」そうで、3年生の9月から就職活動を始めた時は、公務員対策模試も解けず「焦った」と言います。これではダメだとスイッチを入れて勉強に励んだそうです。一方で田端さんは「面接が大事」だと言います。浜松市の配点は一般教養に比べ面接の比重が高かったようです。特に「失敗や挫折をどう乗り越えたか、というのは必ず面接で聞かれます」と話していました。
 参加したのは1~3年の6人。いずれも消防士志望で、尚爾華学部長のはからいでランチを食べながら2人の話を熱心に聞きました。参加者からは「消防団では、どれぐらい活動していたのか」とか「過去問はどれぐらいやったのか」などと具体的に質問が出ていました。
 渡辺教授は「消防士を目指す人は先輩の話を聞いて、これからスイッチを入れて勉強に励んでください」と話していました。

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