2025.07.01
「名東区スポーツ・健康×まちづくり協議会」と教育連携協定を締結
愛知東邦大学は6月25日、「名東区スポーツ・健康×まちづくり協議会」と教育連携協定を締結しました。名東区内唯一の大学として、本学はこれまで主に「スポーツと健康」を通して区内のさまざまなイベントに協力してきました。その協力関係をより強くするために昨年度、協議会を設立し、本学もその一員として活動してきました。今回の協定は、本学の学生や教職員が名東区の地域住民と協力・交流し、スポーツ・健康を普及する人材やまちづくり人材の育成、さらには教員の知識の共有などを一層図ることを目的としています。
調印式はスチューデントコモンズで行われました。調印に先立ち、地域・産学連携センターの中野匡隆副センター長より、これまでの本学の活動実績として、小学校での運動会の手伝いや「スポーツ・健康×まちづくり部」の藤が丘中央商店街での「駅スポ!!」活動などが紹介されました。
続いて、協議会の増田正会長と本学の鵜飼裕之学長が協定書に調印。協議会の増田会長と本学の鵜飼学長それぞれが次のようにあいさつをされました。
協議会ではすべての区民がよりよく生きる、つまりウェルビーイングを目指した地域づくりに取り組んでいます。そのためには多様な人材との連携が不可欠で、愛知東邦大学の豊富な知的資源や学生の柔軟な発想とエネルギーに期待しています。今後、大学と地域が手を取り合い、地域に学び、地域と共に育つという『共創』関係を築いていくため、さまざまな協働を進めたいと考えています。
鵜飼学長あいさつ
大学では3つのポリシーというものを定めていて、本学の3ポリシーと地域連携活動とは密接な関わりがあります。「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」では、多様な人々と幅広くコミュニケーションを取り、共に学び合うことができる学生を求めることとし、「教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)」では、そのような学生を対象とする教育方法として、アクティブラーニングを積極的に取り入れ、学生の能動的な学修を促すこととしています。そして「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」では、地域社会の発展に貢献し、信頼し得る有為な人材を育成することを使命とすると定めています。本学の「地域へのクレド」にも「未来を共創してゆくパートナー」と定めているのですが、学生のみなさんには地域社会への貢献に取り組んでもらうことを通じて自らの成長に繋げていってほしいと考えています。
最後に、協議会関係者、本学関係者及び「スポーツ・健康×まちづくり部」の学生らとで記念撮影を行いました。今後は協定を基に、学区のイベントなども協議会を通じて協力依頼が届くことになります。
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