愛知東邦大学

2024.10.17

人間健康学部でデータスタジアム株式会社の加藤氏招き授業

 人間健康学部で10月16日、野球(NPB)、サッカー(Jリーグ)、バスケットボール(Bリーグ)、卓球(Tリーグ)などプロスポーツでの試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛けるデータスタジアム株式会社のアナリスト加藤健太氏をゲストスピーカーとして招き、「スポーツのデータ分析」をテーマにした授業が行われました。
 授業はB101教室で2限目に行われた1年生「健康実践演習」。授業に先立ち、尚爾華学部長があいさつし、「人間健康学部では、スポーツ科学分野において、これまでの保健体育教員やスポーツ指導者、スポーツトレーナーの育成に加え、スポーツのデータ分析ができる技術者の育成にも力を入れていきます。スポーツ科学に関する学びの幅を広げることにより、将来、スポーツを実践する側やサポートする側など多様な形で仕事に就き、大学で学んだ知識を生かして活躍することを期待しています」と述べました。
 加藤氏は神奈川県出身。1981年生まれの43歳で東京大学経済学部卒。自己紹介では、プレイヤーやプロチームで働いた経験はなく、高校時代からJリーグ観戦を始めたこと、学生時代は2002W杯でサッカー日本代表のサポーター活動を行ったことなどを述べました。
 授業では、加藤氏が普段はサッカーを担当するアナリストとして、Jリーグの各試合のデータの収集・分析を行い、分析した様々なデータをチーム関係者や選手に還元する仕事を行っていることなどを紹介。また、試合のデータを取集・分析・加工して、インターネットを通じて速報したり、多くのファンやサポーター、そして研究向けに様々なデータを提供する仕事もしていることなども紹介しました。
 加藤氏はさらに、今後益々重要視されるスポーツにおけるデータに関して、様々な角度から語り、学生たちは興味深そうに聞き入っていました。
 今回の加藤氏による授業は、サッカー部総監督の石渡靖之教授が、サッカー関係者を通じて加藤氏と知り合ったことがきっかけで実現しました。石渡教授は「加藤氏には授業後の昼休みにも、男子サッカー部のデータ分析担当者へのレクチャーをしていただきました。感謝です」と話しています。

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