愛知東邦大学

2024.03.26

愛知東邦大学後援「第4回教育創生フォーラム」の録画ビデオと講演資料を公開中

 愛知東邦大学が後援する「第4回教育創生フォーラム -地域が必要とする大学・学校の創生-」が3月2日に盛会に開催されました。録画ビデオと講演資料を期間限定(3/19~5/31)で無料公開しており、開催報告ホームページで視聴することができます。経営学部の今瀬政司教授からの開催報告です。
 フォーラムでは、地域(社会)課題の解決と大学・学校の生き残りが模索される中、「地域(社会)における大学・学校の存在意義」に焦点を当てて議論しました。
 前半の基調講演では、文部科学省高等教育局企画官(併)高等教育政策室長の高見英樹さんが「地域が必要とする高等教育政策」、本学と連携協定を結ぶ沖縄大学学長の山代寛さんが「地域が必要とする沖大自主存続の歴史に学ぶ大学創生」、名古屋市経済局長の吹上康代さんが「地域が必要とする名古屋市のイノベーション人材育成」、今瀬教授が「地域が必要とする大学・学校の創生」(開催趣旨説明)をテーマに講演を行いました。
 後半のパネルディスカッションでは、基調講演の4人と共に、中小企業家同友会全国協議会副会長・エイベックス(株)会長で本学園理事の加藤明彦さん、市民活動情報センター副代表理事の吉岡慎一さんが加わって、次の3つの論点について活発な議論を行いました。(1)世界・日本における社会・産業構造の変化と今後の人材育成のあり方、(2)社会・産業構造が変化する今後の地域に必要不可欠な大学・学校の姿、(3)地域社会・産業に必要不可欠な学びの場と仕組みの創り方。
 フォーラムは、今瀬教授が代表理事を務めるNPO法人市民活動情報センターが主催してオンラインで開催されました。地域活性学会東海支部が共催すると共に、文部科学省、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、愛知県、名古屋市、人を大切にする経営学会が本学と共に後援しました。
 開催後に参加者からは、「それぞれのお立場から、良い意味で異なるご意見、分析を伺うことができましたので、とても興味深く拝聴いたしました。同時に、改めて『地域が必要とする大学』とは何か。どのように今後、考えていけばよいのか。その難しさ、正解の無い課題の深さを痛感いたしました」「今後の日本の高等教育の在り方について多くの課題があることを認識しました」といった感想が寄せられました。
 今瀬教授は、「5月末まで公開中の録画ビデオと講演資料をさらに多くの方々にご視聴、ご覧頂いて、「地域(社会)が必要とする大学・学校の創生」に向けた議論と取組みの一助となれば」と話しています。

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