愛知東邦大学

2024.01.26

教育学部で1年生たちがサービス・ラーニング実習報告会

 教育学部で1月19日3限、後期科目「サービス・ラーニング実習Ⅱ」の授業において、名東区内を中心とした保育園・幼稚園・小学校・施設等でのサービス・ラーニング実習の報告会が行われました。2023年度後期も多くの連携機関より実習への依頼があり、1年生の学生たちは、現場経験を通じて学ぶサービス・ラーニング実習に意欲的に取り組んでいました。サービス・ラーニング実習は、教育学部の特色ある活動として根付いています。
 後期はグループごとに、実習を通して学んだことと課題、これから頑張りたいことについて報告を行いました。学生の発表では、「先生たちは、行事を運営するために裏でいろいろな仕事をしており、準備をしながら指導をしていて、臨機応変な対応をする必要性を感じました」「保護者と対応するときに上手く話すことができなかったので、簡潔に伝える必要性を感じました」「チームで働くことの大切さが分かり、実践力や、コミュニケーション力を付けて、成長していきたいです」などといった報告がありました。それぞれの学びを自分なりの言葉で表現できており、他の実習からの学びを真剣に聞いて共有する姿も見られ、素晴らしい報告会になりました。
 参観した先生方からは、「これまでの教えられる側から、指導する側として見方が変わってきており、成長を感じます」「皆さんのなろうとしている仕事は、子どもの命や生活とつながっていて、それほど大切な仕事だということが伝わってきました」「実際に経験したことで、生きた学びができました。卒業までにたくさんの経験を積んでいってほしい」といったアドバイスをいただきました。
 前期の報告会の時と比べて、教える側としての視点を意識した報告がなされ、成長の跡がうかがえました。サービス・ラーニング実習を通して学んだことを、今後の学習や実習にも生かしていって欲しいと思います。(教育学部・白井克尚)

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