2023.10.14

愛知東邦大が逆転勝ちで首位攻防戦に残った

　愛知大学野球秋季リーグ戦は10月14日、パロマ瑞穂球場で最終週1回戦2試合が行われ、愛知東邦大学は第２試合で愛知工業大学に４－３で逆転勝ちしました。第１試合では1位の名城大学が中部大学に１－６で敗れました。
　この結果、リーグ戦順位は勝ち点３の名城大の1位は変わりませんが、勝ち点２の愛知東邦大と中部大がともに６勝5敗の同率2位。15日に予定されている豊田市民球場での２回戦（雨天順延）で、愛知東邦大、中部大が連勝して勝ち点３とした場合、両校で1位決定戦が行われます。愛知東邦大が連勝、中部大が2勝1敗で勝ち点を挙げた場合は愛知東邦大と名城大で1位決定戦が行われます。名城大学が中部大に勝ち越して勝ち点４とすれば名城大の優勝が決まります。
　優勝戦に踏みとどまるには連勝しかない愛知東邦大。14日の1回戦は6回まで０－２で愛工大を追う展開でしたが、７回、ヒットで出塁した毛利が田中のタイムリーで帰り１－２。西尾の2塁打で同点、河合の執念の内野安打で３－２と逆転しました。９回には田中がライトスタンドに4点目となる貴重な本塁打を決めました。
　東邦の先発徳久は、苦しみながらも5回まで愛工大打線を2点に抑え、6回から登板の玉井が愛工大打線の反撃を1点に抑え逃げ切りました。　田中監督は「玉井の好リリーフが試合の流れを変えた。河合の1塁ヘッドスライディングで決めた執念の内野安も大きかった」と苦しみながらもぎ取った試合を振り返りました。
◇1回戦（10月14日、パロマ瑞穂球場）
　愛知東邦 000 000 301=4
　愛知工業 100 010 001=3
 （東邦）徳久遼、上田空大、玉井 裕一郎― 松吉颯生　▽本塁打　田中永桜 ▽2塁打　西尾洸祐
　試合記録や日程などは愛知大学野球連盟公式サイトをご覧ください。