愛知東邦大学

2023.06.29

剣道部がデビュー戦 個人戦ながら「歴史的2勝」

 愛知東邦大学に4月に誕生した剣道部が6月25日に名東スポーツセンターで開催された第66回東海学生剣道新人選手権大会と第46回東海女子学生剣道新人選手権大会の個人戦に初出場し初勝利を飾りました。
 出場選手は人間健康学部1年の栗木夏桔さん、教育学部1年の市岡莉子さん、岩室咲良さんの3人。3人は大会に向けて練習を積み重ね、精神的・技術的な面でも鍛錬を積んできてデビュー戦に挑みました。市岡さんは2勝し、3回戦に進出。堂々とした試合ぶりは仲間からも称賛され、応援の声が響きました。栗木さん、岩室さんも一戦必勝の思いで臨みましたが、惜しくも初戦敗退となりました。
 剣道部の監督は、東邦高校教員を退職し、5年前の2018年から愛知東邦大学教職センター職員となった櫻井秀樹先生。東邦高校では現在も剣道部顧問で、愛知東邦大学に入学してきた教え子たちと5年前にサークルを立ち上げで活動してきました。2023年度、東邦高校から実力ある卒業生たちが愛知東邦大学に入学してきたことで、「時は今」と剣道部発足に踏み切りました。部員数1年生から4年生まで10人(男子6人、女子4人)です。
 櫻井監督は部員たちの今回のデビュー戦について、「限られた時間の中でよくやってくれました。強豪校など上を見るということではなく、学業と両立しながら剣道と向き合うことが大切だと感じています。個人戦ながらこの2勝は歴史的な記念すべき勝利だと思います」と高く評価しています。
 今回出場できなかった部員も、応援や撮影、試合の合間にサポートに動き、チームとして一丸となって試合に臨んでいました。
 サークル時代から剣道部を支えてきた人間健康学部4年の矢野月菜さんは「櫻井監督と自分がゼロから立ち上げたクラブがここまで大きくなったことを嬉しく感じています。これからも後輩たちと共に盛り上げていきたいです」と話していました。

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