2022.01.17
教職支援センターが「タブレット・電子黒板活用講座」
教職支援センター主催による「タブレット・電子黒板活用講座」が1月14日、A103教室での第5限授業を使い行われ、教職を目指す学生17人が受講しました。
ICT機器の導入が進む学校現場では、電子黒板の導入に引き続き、2021度は、文科省による「一人一台端末」を目指すGIGAスクール構想の進展のもと、タブレットやiPadなどが導入され、授業等で活用されています。活用講座は、4年次の教育実習の際には、ICT機器の活用にも関わることも想定され、ICT機器の活用状況や効果的な活用方法を知ることが極めて重要であることから開設されました。
講座は第1部「タブレットの活用」、第2部「電子黒板の活用」の2部制で行われました。
第1部の「タブレットの活用」を辻正人・教職支援センター長が担当。学校現場での活用状況を知るために、実際の授業の様子をDVD視聴したうえで、大切なこととして、「タブレットはあくまで道具であり、授業のねらいの達成」であることが強調されました。一人ひとりの考えを深めるためにタブレットに個別に書き込みを行ったり、全体に広げるためにモニターで確認したりするなど、工夫したタブレットの活用方法に触れることができました。
第2部「電子黒板の活用」は教育学部の白井克尚准教授、人間健康学部の丹下悠史助教が担当。電子黒板の活用のねらいに触れながら、効果的な活用のあり方を考えました。電子黒板の機能を知り、実際に操作をする場面を設けたことで、学生の興味・関心を高めることができました。
参加した学生のアンケートから、「今後ICTを活用する機会には、講座で学んだポイントを意識しながら取り組みたい」「電子黒板に触れたことがなかったので良い機会となった。大いに活用したい」など、今後の進展するICT教育に関わるうえでの意識を高めることができました。(教職支援センター長・辻正人)