愛知東邦大学

2022.01.12

「名古屋グランパス×SDGs」アイデアコンテストで4チームを表彰

 SDGsのために、名古屋グランパスは、何を、どうするか?」をテーマにした「名古屋グランパス・愛知東邦大学アイデアコンテスト」の表彰セレモニーが1月12日、LCホールで行われ、オンライン中継されました。

 愛知東邦大学と名古屋グランパスは2014年度に教育連携を結んで以来、東邦プロジェクト関連授業への講師派遣、グランパスイベントへの学生ボランティア派遣など様々な取り組みを続けています。2019年度には学生たちから名古屋グランパスとのコラボ企画を募る「ビジネスコンテスト」、コロナ禍の2020年度は「グランパスに応援エールを送ろう!動画コンテスト」(オンデマンド)が実施されました。

 2021年度はSDGs(持続可能な開発目標)に対して、クリーンエネルギー普及、気候変動対策、飢餓や貧困、健康、福祉、教育など様々な視点から取り組みへのアイデアを募るコンテストが企画されました。1130日までに計54チームの書類応募があり、1次審査の結果13チーム(うち2チームは辞退)が決勝に進出しました。
 11チームのプレゼン動画に対する決勝審査は、名古屋グランパスの小西工己社長、愛知東邦大学の榊直樹理事長、鵜飼裕之学長、田村豊経営学部長、丸岡利則人間健康学部長、堀篤実教育学部長によって行われました。審査の結果、最優秀賞1、優秀賞3の計4チーム10人の表彰が決まりました。(敬称略)

 最優秀賞「あづき」(経営学部地域ビジネス学科2年生宮田葵、藤澤美月)▽優秀賞「よねこじ」(経営学部地域ビジネス学科3年生米津彩加、小嶋優香)▽優秀賞「アブロラ」(経営学部地域ビジネス学科3年生吉原亨、島川涼雅)▽優秀賞 経営学部1年生チーム(後藤啓汰、澤田優、杉原ききょう、宮石岬)

 最優秀賞に選ばれた「あづき」チームの宮田さんと藤澤さんは、ボランティアがSDGsに取り組むことによってポイントがたまる「グランパスEC(エコ)ポイント」アプリの開発を提案。「アプリによって豊富なボランティア情報を提供できるし、たまったポイントでの買い物客が増えれば商店街も活性化し、SDGsの好循環を生み出すことができます」とプレゼンしました。

 表彰セレモニーは昼休みを利用して行われました。榊理事長の開会の辞に続いて鵜飼学長は、「皆さんから自由な発想でたくさんのアイデアが出てきたことを大変うれしく思います。今回の体験を、自分がSDGsとどう関わり、考えていくかのきっかけにしてください」とあいさつしました。

 最優秀賞の「あづき」チームには表彰状と飛騨旅館の宿泊券、優秀賞の3チームには表彰状とグランパスグッズが贈られました。名古屋グランパスの青野聡さんは「SDGsに対してグランパスは2020年から取り組みを始めており、皆さんから斬新なアイデアや課題を出していただき感謝しています」と講評しました。

 

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