2021.12.21
「はやぶさ2」プロジェクトから愛知東邦大学と高木教授に感謝状
小惑星リュウグウを探査し、昨年12月、予定を大幅に上回るサンプルを地球に持ち帰った「はやぶさ2」プロジェクト協力に対する感謝状が、12月20日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から愛知東邦大学と経営学部地域ビジネス学科の高木靖彦教授に届きました。
いずれの感謝状にも「はやぶさ2探査機は、2195日の宇宙の旅を無事に終えて、小惑星リュウグウの探査とそのサンプルの取得に成功しました。この成功に導いた、あなたの熱意と献身的なご尽力に心より感謝します」と、和文と英文で「はやぶさプロジェクト」からの感謝のメッセージが書かれています。
高木教授への感謝状は「はやぶさ」計画でのサンプル採集装置の初期の開発に関わった功績によるものです。「はやぶさ」初号機は2003年5月に小惑星「イトカワ」を目指して打ち上げられましたが、高木教授と「はやぶさ」との関わりはこれ以前から始まりました。高木教授は2010年6月、「はやぶさ」初号機が帰還を果たした際にも、「はやぶさプロジェクトサポートチーム」の一員として、文部科学大臣、宇宙開発担当大臣から感謝状を贈られています。
今回の感謝状について高木教授は「25年に及ぶはやぶさとの関わりが一区切りついた思いです」と話しています。 大学に届いた感謝状はH棟事務室入口ディスプレイに掲示されています。