2016.08.09
東邦が猛打で甲子園初戦を突破 母校ではPVで応援
甲子園球場で開催されている第98回全国高校野球大会で、愛知東邦大学と同じ学校法人東邦学園の東邦高校は8月8日の大会2日目の1回戦で北陸高校(福井)と対戦、19-9で圧勝しました。キャプテンで4番の藤嶋健人選手が三塁打、本塁打と二塁打2本の計4安打を放つなど24安打を放っての快勝でした。
東邦は二回、敵失、相手投手の暴投と浜嶋良明選手の適時打で3点を先制。2点差に追い上げられた四回には、藤嶋選手の3点本塁打など11安打、打者16人の攻撃で12点を挙げ、大量リード。先発した松山仁彦投手は六回まで好投したものの、七回は味方の失策もあって3失点。八回からは千手翔太投手が勢いづいた相手打線に反撃されながらも、リードを守り切りました。
この日、東邦高校の応援バス30台が甲子園に向かいましたが、学校では応援に行けなかった生徒たちのために、大型スクリーンでの中継画面で観戦しながら応援するパブリックビューイング(PV)を用意。PVは視聴覚室で行なわれ、夏休み中とあって登校中の生徒はわずかでしたが、訪れた地域の人と一緒に、鮮やかな連打が続く東邦高校の攻撃に歓声が相次ぎました。
事務室では、留守を預かる袴田克彦事務部長らが電話の応対に追われながら、甲子園での試合の行方を見守りました。2回に東邦が先取点を挙げると「自分は東邦高校の卒業ではないが名東区の出身。東邦高校の活躍に期待している」という電話も飛び込んで来ました。
東邦高校は大会8日目の8月14日(日)の2回戦第3試合(午後1時開始予定)で、9日の1回戦第1試合で市尼崎(兵庫)を延長戦で制した八戸学院光星学院高校(青森)と対戦します。