愛知東邦大学

2021.03.15

読谷村奨学生1号の島袋さんが卒業を前に総括報告会

 愛知東邦大学と沖縄県読谷村(よみたんそん)が提携した包括連携協定に基づき制定された「読谷村村長推薦者特別奨学生」の第1号学生である経営学部地域ビジネス学科4年の島袋泰志さんが、3月13日、4年間の総括報告会を行いました。榊直樹学長や学生たち約25人が参加したB101教室での報告会はオンライン中継され、読谷村の石嶺傳實村長ら同村関係者、大学関係者も含め計40人近くが島袋さんの報告に耳を傾けました。

 学生時代を寮(ラーニングハウス)で過ごし、寮長も務めた島袋さんは30分近いプレゼンで、ゲストハウス運営など寮活動を通しての成長、読谷村でのUターンプログラム体験、村長推薦者として取り組んだ学会発表など、インターンシップ活動を契機に、読谷村の株式会社「ナノベーション」への入社が決まった経緯などを紹介。「学生時代に積み重ねてきたものは、社会で戦える〝武器〟となった」と振り返りました。

 オンライン参加の舩木恵一経営学部長、ゼミで指導した手嶋慎介教授らから島袋さんの行動力をたたえるコメントが寄せられたほか、会場参加者との意見交換も行われました。

 石嶺村長は「すばらしい報告を聞かせていただきうれしく思いました。おかげで読谷村は今年、〝心地よい地域〟全国5番目にも選ばれました。愛知東邦大学の皆さんの来訪を楽しみにしています」とユーモアも交えて読谷村の近況も紹介しました。

 榊学長は、硬式野球部キャンプがきっかけで始まった読谷村との交流と、石嶺村長との出会いで、いったん故郷を離れて大学で学んだ学生が、卒業後は地元に戻って活躍してほしいとの願いを込めて具体化した「読谷村村長推薦者特別奨学生」の狙いについて説明。「4年間で大きく成長した島袋さんの発表を聞いて、狙いが間違っていなかったことを実感しました」とあいさつしました。

島袋さんは県立嘉手納高校時代は球児でした。3年生だった2016年夏、チームは甲子園に出場し3回戦まで勝ち進みましたが、島袋さんは残念ながらベンチ入りできませんでした。東邦高校も八戸学院光星に10―9に奇跡的な逆転サヨナラ勝ちし3回戦に進んだ第98回全国高等学校野球選手権大会です。

 榊学長は「高校3年生の夏、背番号19を付けて県大会で優勝しながら、甲子園の土を踏めなかった悔しさと挫折を乗り越えた強さが大きなバネになったと思います。社会人として故郷のために活躍してくれことを期待しています」とエールを送りました。

 引き続き学生寮卒業生有志ら5人による総括報告会も行われました。5人は経営学部国際ビジネス学科の鄭珊珊さんと林佩珊さん、教育学部の清水咲奈さん、経営学部地域ビジネス学科の山本玲子さん、水野真衣さんで、それぞれ4年間を振り返りながらプレゼンを行いました。

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