愛知東邦大学

2020.12.26

横道監督が引退 「俺を神宮に連れてってくれ」〝横道節〟であいさつ 

 愛知東邦大学硬式野球部を2013年2月から監督として率いてきた横道政男監督が引退することになり、12月25日に開かれた硬式野球部納会で、選手たちにあいさつしました。

 横道監督は東邦高校、中央大学卒。東邦高校3年生だった1969年夏には、愛知県大会準決勝の中京戦では逆転サヨナラ本塁打を決め主将として甲子園出に出場しました。中央大学時代も東都大学野球リーグでも活躍し2度の全国制覇を体験しています。

 監督就任時は3部リーグだったチームを2部リーグに昇格させ、2020年秋季リーグで初の2部リーグ優勝に導きました。

 来年で70歳を迎えるのを機に、新年からは、2018年夏からコーチとして共にチームを支えてきた田中洋コーチにバトンを引き継ぎます。

 納会は午後6時前からS棟で開かれました。深谷和広部長に続いて森田泰弘総監督があいさつ。「創部20年目にして初の2部優勝という成果は、今日までの横道監督の人柄と野球に対する情熱があったから。8年前、君らが知らないことですが、野球部が少し分裂しそうになった時に、学園からの要請で、横道監督には当時、仕事もある中で、学園のために一肌脱いでいただきました。本当にお疲れさまでした」と横道監督の労をねぎらいました。

 横道監督は部員たちを前に、卒業する4年生たちには「君らは歴史を創ってくれた。ありがとう。社会人になっても、愛知東邦大学硬式野球部で学んだこと生かしほしい。日本一の練習をしてきた、日本一の苦労もした。入替戦は負けたが、2部優勝という目標は達成したことに自信に持って頑張ってほしい」とエール。

 後輩部員たちには、日頃、「1部リーグで優勝して、大学野球日本一を決める神宮大会に行こう」と言い続けてきた〝横道節〟がさく裂しました。「田中新監督は勝ち方を知っている。田中新監督を信頼、信用して、ついていかなきゃいかん。ついていかなきゃ損するで。一人もこぼれずに頑張ってほしい。1部に上がって、俺を神宮に連れて行ってくれ。あとは応援団に回る。頑張って、俺を神宮に連れて行ってくれ」。

 田中コーチも「2年間で横道監督からたくさんのことを学ばせていただきました。ブレーキ、アクセルのようなコンビでしたが、これからは森田総監督の強力なバックアップを得ながら、超アクセルになることを選手諸君は覚悟してください」と決意を述べました。

 

 

 

 

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