2020.02.26
学生たちも参加して九州共立大学で「地域を考える研究会」を開催
愛知東邦大学と大学間連携協定を結ぶ九州共立大学で2月20、21日、「地域を考える研究会」が開催されました。研究会は、本学地域創造研究所「地域ブランディング研究部会」(主査=経営学部・手嶋慎介、副査=同・大勝志津穂)のメンバーでもある九州共立大学の西川三恵子教授、堂野崎融講師の提案から実現。お二人は、2019 年4月から新設された地域創造学科(経済学部)所属であり、2日間のプログラム全体をコーディネートされました。
本学を代表して訪問した学生チームは、舩木恵一経営学部長をはじめとする研究部会メンバーが編成。
本学の特色を発表するという視点から、学生寮副寮長で人間健康学部2年の末廣佳都さん(上田裕司ゼミ)、1年生を代表して経営学部の川越愛里さん(吉村美路ゼミ)らが選出されました。
1日目は各大学紹介、大勝准教授による基調講演(「スポーツを通じた地域連携」)に続いて、学生セッションが行われました。学生発表タイトルは以下の通りです(当日プログラム発表順より本学学生を抜粋)。
▽末廣佳都(人間健康2年) 九州共立大学連携活動 ~2018合同学習会のその後、教育寮TLH活動の現状~
▽中条純也(経営2年) 名古屋市藤が丘商店街連携活動~キャンパスを飛び出す大学祭~
▽川越愛里(経営1年) 名古屋の農業の持続可能性について~実践に学ぶ体験型学習 ~
▽加藤千晴(経営3年) 名古屋グランパスエイト×教育~ビジネスコンテストへの挑戦~
▽山本玲子(経営3年) 沖縄県中頭郡「読谷村」プロジェクト
(手嶋慎介)
ギラヴァンツ北九州のホームスタジアムなども見学
2日目は、北九州市をホームタウンとするサッカーJ2チームのギラヴァンツ北九州のホームスタジアムや北九州市の観光地である小倉城や門司港を訪問しました。
ギラヴァンツのホームスタジアムで、2017年にオープンした「ミクニワールドスタジアム北九州」を見学、その後、ギラヴァンツ北九州が取り組む地域密着活動の事例を紹介いただきました。
スタジアム見学では、一般の方では見学できない施設の内部まで見学することができ、夢と感動を提供するホームスタジアムのあり方を肌で感じることができました。2日後にホーム開幕戦を控えていたこともあり、スタッフの方々の準備の様子も見学することができ、ホームゲーム運営のあり方を少しだけ垣間見ることができました。
ギラヴァンツはJリーグクラブのトップ3に入るほど地域密着活動を行なっており、クラブが地域との繋がりを大切にしていることを感じることができました。観光と地域とスポーツという点で、本学が関わる分野を様々な視点で見ることができ、学生も新たな刺激を受けたのではないかと思います。
今回同行した学生は、経営学部と人間健康学部の2年生と3年生でした。彼らが、今回の経験を学内の学生へ波及させ、新たな取り組みや活動に展開してくれることを期待しています。
(大勝志津穂)