愛知東邦大学

2018.07.30

東邦、甲子園100回記念大会への出場ならず

 第100回全国高校野球選手権記念の西愛知大会決勝戦が7月28日、岡崎市民球場で行われ、東邦高校は愛工大名電高校に4―9で敗れ、春夏連続出場でのメモリアル大会出場はなりませんでした。
 東邦は先発のエース扇谷が立ち上がりから打ち込まれ、愛工大名電の3連打などで初回に2点を献上。東邦は2回裏に同点に追いついたものの、3回にはまたも扇谷が愛工大名電打線につかまり、本塁打、適時2塁打を浴びて3点を奪われました。
 東邦は3点を追う4回に石川のレフトオーバー本塁打、5回には林のライト前タイムリーで4-5と追撃。東邦らしい大逆転に期待する応援スタンドでは声援が一段と高まりました。

 しかし、2番手の植田が7回につかまり2点を奪われ、9回にも重くのしかかる2点を追加され4-9に。東邦打線は6回以降、愛工大名電の2番手秋山を攻略できませんでした。
 東邦の一塁側応援スタンドでは、愛知東邦大学吹奏楽団と東邦高校の東邦マーチングバンド、野球部応援団、チアチーム、詰めかけた東邦ファンたちと熱のこもった応援が繰り繰り広げられました。しかし、祈る思いで期待した〝ミラクル〟は起きませんでした。

 閉会式で準優勝表彰を受け、優勝の愛工大名電とともにダイヤモンド一周する野球部員たちを見守った佐々木泰裕校長は、「愛工大名電はきょうの対戦にそなえ、扇谷について予想以上に徹底分析してきていました」と残念そうでしたが、「選手たちはよく戦いました。胸を張ってほしい」と健闘をたたえていました。
 2年ぶり18回目の夏の甲子園出場をまでもう一歩で逃した東邦高校。佐々木校長にとっても、校長就任以来、春夏合わせて4回目の甲子園出場の夢はかないませんでした。

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