愛知東邦大学

2016.05.11

車いすバスケ世界大会出場の田中さんが学長に銀メダルを報告

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 アラブ首長国連邦(UAE )のドバイで4月22日から29日まで開催された車いすバスケットボールの世界大会である第8回「Fazza International Wheelchair basketball Tournament 」に、男子ジュニア(23歳以下)日本代表メンバーとして参加した経営学部地域ビジネス学科3年生の田中秀弥さんが5月10日、榊直樹学長に帰国のあいさつと日本チームの銀メダル獲得を報告しました。

 大会には日本、フィリピン、イギリス、サウジアラビア、タイ、クウェート、モロッコ、UAEの8か国が参加。日本はAグループでモロッコ、UAE、フィリピン戦に全勝して予選を通過。Aグループ1位とBグループ2位、Aグループ2位とBグループ1位が対決するセミファイナル戦(準決勝)では、日本はBグループ2位のイギリスを延長戦で59-52で制して決勝に進出しました。

 決勝戦ではAグループ2位のモロッコと対戦、惜しくも60-70で敗れ、金メダル獲得はなりませんでした。田中さんによると、年齢制限なしのモロッコチームには決勝戦ではヨーロッパプロリーグで活躍する選手も加わり、戦力の違いを見せつけられたそうです。

 榊学長は田中さんに、東邦学園の支援組織「フレンズ・TOHO」からのお祝い金を贈り、健闘をたたえました。榊学長から、「世界の舞台を体験して気持ちの面での変化はありますか」と聞かれた田中さんは、「世界のレベルの高さだけでなく、日本国内に素晴らしい選手がたくさんいることを知りました。そうした選手たちに負けないよう、これからもライバル意識を持って車いすバスケットに取り組み、2020年の東京パラリンピック出場をめざしたいです」と話していました。

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