2018.01.09
東邦プロジェクトAの1年生3人が「越冬支援活動」に参加
私たち東邦プロジェクトAの受講者3人(経営学部地域ビジネス学科1年生の足立京生、小野木一貴、松田拓也)は、笹島日雇労働組合など民間団体が年末年始に共同で行なう、生活困窮者のための「越冬支援活動」に参加しました。その時に、本学で集めた衣類や日用品も持っていきました。ご協力くださった皆様のご厚意に感謝いたします。
活動拠点(名古屋市中区の大津橋小園)にいて思ったのは本当に「寒かった」ということです。私たちはわずか6時間ほどしかいませんでしたが、この寒さの中で24時間ずっと外にいる路上生活者の方々がどれだけ過酷な生活を送っているか、身に染みて分かりました。
私たちに明るく気さくに話しかけてくれる方もいました。ある方は、日雇いの仕事の実態や現場の雰囲気などを話してくれました。年末までに3人が凍死したという話も聞いて驚きました。私たちが活動拠点に滞在している間にも、多くの支援者が衣類や食べ物を車で運んできていて、「一人の死者も出さずに年を越そう」とする強い意志を感じました。
自分たちも手伝わせてもらって作ったマーボー丼は本当においしかったです。同じ状況で同じものを食べることで、食べることができるありがたみを知りました。実際に経験して初めて分かるということにも気づいた貴重な体験でした。(小野木一貴)